見出し画像

「リラクゼーションとしてのマスターベーション」のススメ

ストレスが溜まりがちな日々の中で、少しでも楽しく過ごすための情報をTENGAがお送りする「おうち時間を楽しく過ごそう!快適オナニーTIPS」。
今すぐ取り入れられるものから豆知識まで、性に関する硬軟さまざまな情報をお届けしていきます。


マスターベーションをする理由の2位は「リラックスするため」

突然ですが、あなたは何のためにマスターベーションしますか?

もちろん「性欲を解消するため」でもあるでしょうし、「何となくムラムラしたから」「習慣としてやっている」という方もいらっしゃると思います。

2018年にTENGAが行った調査でも、国内の男女合計766名にこの質問をしています。

TIPS2_マスターベーションする理由グラフ

すると、マスターベーションをする理由の1位は、男女ともに31%の方が回答した「自分自身の性的快楽のため」でした。
続く2位は、男性の15%、女性の22%が回答した「リラックスするため/ストレス解消するため」。この結果、意外に感じましたか?
男女別に見てみると、男性4位の「性的緊張を和らげるため(9%)」と、女性4位「眠りを助けるため(10%)」というのが特徴的です。
https://www.tenga.co.jp/topics/2018/05/28/6242/

ちなみに翌年行った調査では、アメリカ在住の男女約1000名に「ストレス解消に有効な方法」を聞いたところ、なんと74%の方がマスターベーションを挙げているんです。「セルフケアのひとつ」として、マスターベーションを捉えている様子が伺えます。
http://www.feelmore.global/

心身で心地よさを感じることや、マスターベーションした後の「スッキリ感」は、確かにストレス解消に役立ちそうですよね。


「オキシトシン」と「エンドルフィン」がストレス軽減を助ける

では、本当にマスターベーションはストレス解消によいのでしょうか?
以前、TENGAが発行しているニュースレターで「眠りと性の関係」について専門家に伺ったお話では、どうやらホルモンの分泌がカギとなるようです。
https://www.tenga.co.jp/uploads/sites/6/2019/12/23658b9d27e28c2d8a4d2d1b746b3dc2.pdf

メンタルケアを行っている「べスリクリニック」の田中奏多先生によると、

マスターベーションで「性的快楽(オルガズム)」を感じると脳内に「オキシトシン」と「エンドルフィン」という2つのホルモンが分泌されます。
「オキシトシン」は別名「幸せを呼ぶホルモン」と言われ、ストレスを軽減させたり、緊張を和らげたりします。
「エンドルフィン」には強力な鎮痛、鎮静作用があり、その効果はモルヒネの6.5倍の鎮静作用を発揮するとされています。

つまり、オルガズムによって分泌されるこの2つのホルモンが、ストレスを軽減させてくれるんですね。モルヒネの6.5倍の鎮静作用というのは驚きです。

また、「オキシトシン」は「メラトニン(睡眠ホルモン)」のもとである「セロトニン」の分泌を促す効果があり、結果的に「メラトニン」の分泌量も増えるため、睡眠を支えてくれます。

マスターベーションをする理由の中で「眠りを助けるため」という回答があったのも、メラトニンの分泌と関係があるのかもしれません。


ネガティブなニュースを見聞きすると、神経が過敏になったり不安を感じたりすることもあると思います。
そんな時は自分だけの世界に浸って、マスターベーションで自分自身を癒やしてあげるのもおすすめです。

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?