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歴史小噺 大河ドラマ「青天を衝け」小噺まとめ

歴史小噺

clubhouseで「歴史小噺」というクラブを始めてみました。
歴史の探求をしよう・・・というより、歴史を身近に感じたり、自分ごととして参考にして役立てたり、現代にもつながるような話として興味を持ってもらえたらな、くらいのつもりでやっています。

ついでに、ボクのプロフも載せておこうw


なので、文献なども調べて正確性についてはできる範囲で頑張りますが、むしろ活かす方を重視しているので、間違っている点などあればご指摘いただいたり、最新の解釈など教えていただけると嬉しいです。

現代解釈「士農工商」

ボクが子供のころは、「士農工商」は江戸時代の身分制度で、左から右に地位が高く、この下に人扱いされない階層があった、という風に教えられました。が、その後の文献などの調査では、

江戸時代の身分制度は大きく「武士」「平民」「賤民」
「平民」の中に町人、商人、農民が存在して、この身分は変えられる
経済的な理由で、身分制度を超えた転身をするケースが生まれる

といったことで、身分制度ではないという解釈が主流のようですね。

そもそも、「士農工商」という言葉は古代中国にも登場して、「老若男女」と同様に「全ての民」というニュアンスだったようです。

安政の大地震

安政の大地震として「東海沖地震」でロシア船団が被害を受けて、撤退する描写がありましたね。その後、「安政の大地震」として江戸周辺の地震が描かれ水戸藩の参謀・藤田東湖が亡くなってしまうところで終幕でした。

安政の大地震は、東海沖地震、南海沖地震でM8を超える大地震だったようです。また、その後、東海沖地震の余震も起きて家が倒壊するなどの被害が出ています。
そして、江戸周辺や駿河沖でもM6~7の地震が続き、この江戸周辺の地震が「安政の大地震」で、家屋の倒壊が14,000軒とあるのでかなりの規模だったようです。さらに2年後の安政4年には駿河で大地震が起き、江戸幕府の体制、経済は大きな打撃を受け、これが討幕の機運の一助であったことは間違いないでしょうね・・・。

ちょうど「歴史文化情報センター」でピンポイントの資料があったので、リンクを張っておきますね。

藤田東湖

個人的に、藤田東湖には興味もあったし、配役が「渡辺いっけいさん」だったので、もう少しスコープが当たるかと思ったのですが、あっさり殺しちゃいましたね、NHK。

個人個人が政治に参画する意識を高めることを訴え、水戸藩の藩政改革に着手し実績を挙げ、烈公・斉昭の信任を得た藤田東湖。対外政策や尊王攘夷思想も推し進め、彼の話を聞きに橋本佐内、西郷隆盛らへ大きな影響を与えたそうです。その一方で現実的な視野も持っていたそうで、この人が活きていたら後の水戸藩の凄惨な歴史は回避できたんでしょうね・・・。

橋本佐内、西郷隆盛には高く評価される一方で、勝海舟には「知見はあるけど、国を大事に思う心に欠けている」と評価されていて、現代でいえば「超優秀なコンサルタント&事務のスペシャリスト」みたいな人なのかな。

玉藻の前伝説

疲れたので、また今度wwwww

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