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純粋な気持ちから未練タラタラになる感情の末路

今回は、前回と同じく映像舞台作品に関係のないただの独り言の続き(#2)

以下に書いていく内容は、
一般的な恋愛、失恋をほとんど経験せずに過ごしてきた愛とは何かわかってない人間の感情の未練を断ち切りたいだけの吐き出しのため、思い出に黄昏ているめちゃめちゃ気持ちの悪い文章となっていること注意。




神様、もし叶うならあの人に会いたいです。


もう一度会いたい人がいる。普通の人なら元恋人とかがオーソドックスだろうが自分は違う。
学生時代、スポーツの習い事で切磋琢磨してた同い年の人。この出会いをきっかけに恋愛感情を拗らせただろうと自己分析してる。

知り合いといっていいかも不安なくらい薄い関係だったけど忘れられない人。
しかも、おそらく今となれば思い出の美化、フィルターかかりまくりの記憶のためより厄介。

当時はその感情が「かっこいい」からすきなのか、試合で強い人だったからその人に勝ちたいというライバル心からくる「憧れと尊敬」という感情をすきと勘違いしてるのではないかと確信をもてずに進学をきっかけにそれ以来会ってない。

スポーツの習い事のため、同じ時間帯であっても初心者、中級者、上級者と分けられて強くなった人はクラスが上がるシステム。
中級クラスに1年ほどいたため上級クラスに上がるまでその人の存在を知らなかった。
初めて認識したのが上級クラスでのはじめましてのとき
その人は同い年だけど上手だから先にそのクラスにいた。

嘘だと思われるだろうけどその人を一目見たときオーラ(?)が見えた。暖色系のモヤモヤとしたものが。
今でもあれはなんなんだったんだろうと時々考える。
当時は運命の人かもしれないと期待したけど恋愛に発展することもなく、そもそも友達関係でもなくただ同じ時期の同じ曜日に共通習い事をしていただけの人となるだけだった。

その人の顔はもう覚えてないけれどかっこよかったと思う。あまり顔を見ることや話すことがなかった。でもその人が笑うと場が和むような素敵な人。
自分はよく先生や友人からすごく優しいと言われており、自分でも優しい人でありたいと意識していたところもある。
そんな自分よりも優しいという印象を持ったのがその人。


加えて、その人が打つサーブは美しく強かった。その人以上にフォームが綺麗な人は後にも出会ってない。同い年で勝手にライバル視してたから勝てたら嬉しかった。あのときはただひたすらに強くなりたかったし、その人だけでなく誰にも負けたくなかった。ただ純粋に。

その人に憧れて好きなのか、その人のようになりたかったのか。あの時ちゃんと気持ちを伝えていたらなにか変わっていたのかな。連絡先交換でも出来ていたら友だちになれたのかな。

純粋な気持ちからいつしか未練な気持ちをひきづるなんて思わなかった。

ただ友だちになりたかった。
また会えるなら友だちになりたいな。
好きな食べ物とか色とかマイブームとか知りたい、また試合したい。

もしかしたらこんなに素敵な人なら既に結婚してるかもしれない。
何事もやらない後悔よりやる後悔だな。
やらない後悔数年経ったのに薄れてきたとはいえまだしてる。
本当に自分って未練がましくて醜い。
だから、好きな人なんてできないし愛を知らずここまで来たんだ。きもい。

わかっているのに、あの頃のまま進めない自分がいる。
素敵な人に出会っても比べてしまう。あの人の方が優しい、あの人ならこうするんじゃないかとか勝手に。

悲しいかな、あっちからしたらそもそも記憶にすら残ってない可能性が高い。自分自身もあの人と数人の朧気な記憶しかないくらいだから。

覚えてたら本当に運命。また勘違いしてしまう。
また始まった、バカみたいな妄想は今日で終わり。

ばいばい、過去の記憶。

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