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④東京23FC 江戸川クラシコMATCHDAY PROGRAM作成秘話

お久しぶりです。
東京スポーツレクリエーション専門学校(TSR)
1年スポーツビジネス科の林田です。

今回は
7月30日に行われた
関東サッカーリーグ1部後期第3期
東京23FC vs ブリオベッカ浦安
のマッチデープログラム作成完成、配布と貼り出しまでの流れを綴ろうと思います。

7月30日配布されたマッチデープログラム

何故マッチデープログラムを作成する事になったのか

私の通っている学校ではAdobeのPhoto shopという画像編集アプリを使用した授業を行っています。将来プロチームに就職する為にとんがった武器が欲しいなと思い6月の後半から遊び心で色んな画像を授業時間以外で作成したりしていました。

それを休み時間にやっていてある時、
東京23FCのSMG兼理事の原野さんにアドバイスを頂いたりしてどんな物が目に入ってどんな事を伝えたいのかというのを教えて頂きました。
完成した物の作品を見せると
気軽にアドバイスを頂けるのでとても助かりました。

今度、広報やってみない?という話も頂いて
ついに7月18日のエスペランサSC戦の試合の後
7月30日のマッチデープログラム作成してみようという話が出ました。

当時の僕は正直やり切れるか分かりませんでした。
理由としては、7月26日〜28日(25日事前準備)に行われたX cupというバスケットボール大会の運営アシスタントリーダーとして既に準備で色々動いたり学校の授業やバイトがあるのでタスクを抱えすぎていると感じていたからです。
私自身、将来バスケットボール関係に進みたいと考えていて専攻もサッカーではなくバスケットボールを専攻しています。
優先はあくまで、X cup
だけど
めちゃくちゃ自分にとってはチャンスだなと思い
キツくなることを承知でこの話を引き受けました。

そうして7月21日から30日に向けてマッチデープログラムを作成しました。

コンセプトと表紙を考える

まずはどんな内容にするか考えました。
考えたのが

・初めてのお客様でもどんな試合なのかわかるようにすること。
・リベンジマッチの強調
・前期の試合
・江戸川クラシコのこれから

様々な事を考慮し作成致しました。

今回のマッチデープログラムの表紙

表紙のイメージとしては
前期の悔しさを晴らす為のリベンジマッチ強調した上で、初めてのお客様が読んでみたいと思うようなキャッチフレーズを載せるというのを考えました。

お気付きの方も居るかもしれませんが
東京23FCのインスタグラムで投稿された写真ばかりを使用しております。
SNSに投稿されている画像は使用して良いと言われたので基本的にはインスタに投稿されている写真しか使用してないです。

その中でも一際目立つ写真に目が止まり
直ぐにこれを中心的に考えることにしました。
背景も東京23FCのSNS投稿やポスターとのギャップがあまり無いように赤で色を付けています。

そして何よりこのキャッチフレーズ
「前期の屈辱を晴らす一戦」
「一転して今日、何者になる?」

これは僕が意識している言葉があって
それを改変しています。

それが
「挑む者だけに勝敗という導と莫大な経験値を得る権利がある。今日敗者の君達よ、明日は何者になる?」
という言葉です。
知ってる人も居るのではないでしょうか?

この言葉から直ぐにイメージがつき
このキャッチフレーズにしました。

内容を考える

・マッチレビュー
・スポンサー
・順位表
・江戸川クラシコの歴史
・選手紹介 等

色々な案が出てそれを削除したり追加したり
バランスがとても難しいなと感じていました。
原野さんと話し合いをしながら何とか載せる内容を決めました。
そしてそれに合う背景を考慮して色々案を出しました。

目次から見所に変わる前の目次
マッチプレビュー最初の背景案
江戸川クラシコ第一案


この中で何気に難しいなと感じたのは
実は江戸川クラシコの対戦成績を載せる部分です。
自分が調べきれてない試合も当時は多くあって
第一案なんか本当に何を伝えたいのか、客観的に見ると自分でもわからないです。
どんな感じにしようか実はこれで3時間くらい感覚的には迷ってました。
結果的に試合名を書いたり年代を背景に加えたり得点をチームカラーにする等して完成まで持って行きましたが、自分の中でもまだ改善の余地があるかなと少し反省しております。

文章を考える

はい、きました。
ハヤシダの苦手分野です。
地元のみんなから文章考えるの下手とか現代文苦手だと認められているあのハヤシダが自分で考え、部分的に原野さんに手伝って頂きながら考えました。
案の定
漢字の間違いを準備期間だけでなく印刷当日に気付くという珍プレーも起きてしまいました。
現在は正しい漢字に修正しております。
こんなミス2度としないようにと綴りながら反省しております。

さて話を戻しますが
文章を考える上で、まず行った事が
情報収集です。
SNSやネットサーフィンをして情報を得てました。
何より僕はサッカー観戦には行くものの人生で体育と遊びでしかサッカーをした事がないので当然ルールも全部理解出来てる訳ではありません。
そこがかなり難点でした。
文章を考える時はサッカーチーム専攻の友人に話を聞きながら文章を考えたのを今でも覚えています。
修正を行いながらなんとか完成して安心しています。

完成までの道程

ここまでくるまでに
沢山の修正と沢山の情報追加、削除を繰り返して来ました。21日から30日で作成致しましたがX cupで4日間潰れたので実質一週間で作成致しました。
内容はまだまだ甘い部分はあると感じています。
ですが、完成まで持って行けたのは
自分だけではなく、原野さんやTSRの友人が一緒になって考えてくれてコミュニケーションを多く取れたからだと感じています。
自分だけで考えて、作成していたら完成度が落ちていることは間違いありません。
本当に感謝しかないです。

完成してデータ分けを行いました。
配布用はA3データにして用紙裏表印刷
→完了後2回曲げて完成
Web用は内容を4つに分けて完成
という形にしました。

そして完成
↓webで完成した物をご覧になれます

マッチデープログラム

7月30日感動したハヤシダ

私は当日午前中に印刷作業をTSRで行いました。
その後、江戸川区陸上競技場に配布物の作成を行い
午後からはバイトに向かいました。
18時に終わり速攻で江戸陸に向かいました。

後半には間に合いそうだと思い全力疾走してきたハヤシダが目にした光景は1300人ほどのご来場頂いたお客様が江戸陸で東京23FCvsブリオベッカ浦安のゲームを見に来てる事が目に入りました。こんなにお客様が観に来てるのかと正直めちゃくちゃビックリしました。ゴール決めた瞬間なんか江戸陸が凄い湧き上がりましたね鳥肌立ちまくりました。

そしてトイレに行きたくなって階段降りて廊下にでると導線に作成したマッチデープログラムが掲示してあったんですよ。お客様がどんな反応しているのかなって少し不安になりながらトイレに向かい帰る時の導線で小学生の子達が作成したマッチデープログラムの表紙を観て「これカッコいい!!」「俺もサッカー選手になる!」「こんな風にここに写りたい!」っていう声が聞こえて、まだ試合が終わってないのに感動して涙を流してしまいました。

作成して良かったな。

その一言に尽きます。

人の心を動かす事はとても難しいです。
本来であればプロの選手が夢や感動を与える物です。
ただ、その子達の声を聞いて
子供達が夢へ向かう為の入口を作る事が出来たこと東京23FCというチームが一致団結して勝ってくれたことに今はただただ誇りを感じています。

マッチデープログラムに関わらず、チームスポーツ、生活、仕事等どんな出来事にも繋がりという物が必ずあります。誰かが動いてくれているから作業がやりやすくなったり、感動を与える事が出来たり、用途は様々ですが影で必ず支えてくれている人が居ます。
本当に自分1人だけじゃここまでやれなかった。
その中で今日の経験は忘れられない物になりました。関係者の方々に感謝したいです。

勝利後の東京23FCメンバー

私の将来の目標としてプロバスケチームのフロントになるという項目があります。
あくまでワンステップですが
フロントは選手が輝くように支え影で営業や広報等、様々なアプローチを行なっております。
自分は試合運営に携わりたいと考えているのでそれに向けて一直線に目標を潰して行きながら夢に向かおうと思います。

ご愛読ありがとうございました。


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