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10倍株の最強の指標ノートを読んで

  1.  円安要因
    ①コロナによりインフレが発生し価格が高騰し、基軸通貨であるドルの需要が増している。
    ②FRBによるQT(量的緩和の終了)により、市場にドルが供給されない。
    ③ウクライナ戦争による世界大戦懸念による有事のドル買い。
    ④日米金利差によるキャリートレード。

2. 今後のリスク要因
①ロシア対ウクライナ
②中国対台湾
③北朝鮮問題
④イスラエル対パレスチナ
⑤習近平体制の崩壊
⑥地球温暖化、気候変更
⑦大地震。

3. リスクにより影響を受けるもの
①エネルギー関連
原子力、石炭、天然ガス。原子力はINPEXの核融合発電、三菱重工の移送できる原子力発電所。
②半導体関連
台湾有事によるTSMCを代表とする半導体供給の懸念。熊本や北海道の大規模工場の建設。日本が半導体製造の主流となる可能性。
③EV用電池関連
トヨタと出光の提携。個体電池。

4. ストーリーを考える(風が吹けば桶屋が儲かる)
①半歩先を読む
②誰が儲かるのか?誰が得をするのか?
③変化を読む。

5. 株価の構造
株価=EPS(一株利益)×PER(株価収益率)
EPS=客観的なもの
PER=投資家の考え。熱意。非常に主観的なもの。
以上より、株価とは民主主義の考えに似ている。つまり多数者の考えの創意により株価は支援されるものであるが、中長期的には、理論上のあるべき価値へ変化するもの。その意味では、より正確的に言うと立憲民主主義の考えである。
つまり、短期的には単なる人気投票であるが、中長期的には価値測定器となる。
以上

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