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YASUとFudangi

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Fudangi は病気や障がいと向き合う全ての人たちに向けて、着る人の気持ちに寄り添えるようにつくられた“トリートウェアブランド”です。考案者は大村泰(オオムラ・ヤスシ:1986…
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#グレートスモーキー

グレートスモーキー山脈国立公園(1)

7月19日は泰の命日  このブログの原稿を書き始めた7月19日は、私たちの息子、大村 泰(オオムラ ヤスシ)の命日です。2年前(2020年)のこの日の早朝、8年3ヶ月の闘病の末永眠しました。34才でした。  以来ちょうど2年の歳月が流れました。生前、そして泰亡き後も、皆さんから頂戴したご厚情に心より感謝しています。有り難うございました。  「友人と一緒にいる時が一番だ」といっていた泰ですが、この間、一度もそうした機会を持てなかったのが残念です。コロナを気にせず、皆さんとお話

グレートスモーキー山脈国立公園(2)

宿舎の熊  私たちの宿舎はガトリンバーグ中心街近くの山中にあるコンドミニアムでした。食料、飲み物、はてはトイレットペーパーまで持参です。  アメリカのホテルの巨大なベッドには驚かされます。ここは太い木を組み合わせた作りでなお驚きました。 部屋の壁掛けには「DON'T WAKE THE BEAR(熊を起こさないで)」と書き込まれたもの、熊を山に見立てたものがありました。暖炉の上にも熊の置物。この国立公園の一推しは熊のようです。 熊との遭遇  6月27日は、日本から持参の“

グレートスモーキー山脈国立公園(3)

ハイキング  6月28日は、グレートスモーキー山脈国立公園で一推しのハイキングコースの一つ、アラム・ケーブ・トレイル(Alum Cave Trail)に向かいました。  最初の数百メートルは渓流沿いで道幅も2m弱はありました。木を倒して半分削り、手すりをつけた丸太橋や、岩場をくりぬいた階段もありました。  コースは良く整備されています。目指す岩場、アラム・ケーブ・ブラフ(Alum Cave Bluff)が近くなるほど岩場が多くなり、勾配も厳しくなります。  70代の男性

コンドミニアム・ガトリンバーグ・ハイ・シャレー(Gatlinburg High Chalet)

 グレートスモーキー山脈国立公園の散策やハイキングで、私たちの宿となったところは3階建てのハイ・シャレーという名前のコンドミニアムでした。駐車場の前方は広く、花壇はきれいに手入れされ花々が私たちを迎えてくれました。 もしかしてたまには熊もお出迎え?  ガトリンバーグの街外れの山中を、スマホの案内表示を頼りに急なヘアピンカーブを何度も曲がってようやく到着。付近には山小屋や類似のコンドミニアムがいくつもあるようでした。  山中でしたがプールが併設され、プールサイドにはジャ