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YASUとFudangi

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Fudangi は病気や障がいと向き合う全ての人たちに向けて、着る人の気持ちに寄り添えるようにつくられた“トリートウェアブランド”です。考案者は大村泰(オオムラ・ヤスシ:1986…
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2022年10月の記事一覧

OSHIKA

 10月2日(日曜)に、Reborn-Art Festival に行ってきました。このFes.は、2017年に石巻で始まった「アート」「音楽」「食」の総合芸術祭。キーワードは「Reborn-Art=人が生きる街」。  ヤスが、2016年夏に、このプレイベントのロックコンサートに友人と出かけていたので、私たちも行ってみました。    10月2日は最終日。会場は石巻市一円です。自宅を出たのが10時過ぎ、5箇所の分散会場のすべてを訪ねることはできません。  計画性のなさに苦笑しつつ

石巻タワー

 Fes.スタッフのYさんからご紹介いただいた展示会場B(復興祈念公園周辺エリア)では、川俣正さんの石巻タワー、保良雄(やすらゆう)さんのThis Ground still alive.弓指寛治(ゆみさしかんじ)さんの「半透明な森」をみました。 順に掲げます。   ■ 石巻タワー ■ This Ground still alive.  これは、会場広場に保良さんが作った家庭菜園。豊かな実りに津波に遭っても大地が生きていることを実感しました。  最終日なので、トマトやナス、

展示会場・元鮮魚店㋕で出会った作品(1)

 会場スタッフのYさんと再会し、「食をテーマにしたところもありました。アドバイス通り、コンビニおにぎりで昼食は済ませました」と話すと大笑い。「それで良かったですよ。作品を見た方が良いです。今日は最終日」、とYさんに急かされ、㋕(旧「プロショップまるか」本年3月末に閉店)の看板がある展示会場に入りました。  この会場では、石巻の原風景、震災の日の事、その後起きた事々が絵と解説(キャプション)で淡々と語られていました。絵は弓指寛治(ゆみさしかんじ)さん、解説(キャプション)は朝吹

展示会場・元鮮魚店㋕で出会った作品(2)

弓指さん、朝吹さん(小説家で第144回芥川賞受賞作家)ご自身に関する作品もありました。 弓指さんの作品は絵画だけではなく、刺繍もありました。 石巻市役所は、元「VIVRE」、次いで「さくらの百貨店」であったことも弓指さんの絵と朝吹さんのキャプションで知りました。 (株)YASHP: https://fudangi.jp 連絡先:hello@fudangi.jp ご注文はHPからお願いします

展示会場・元鮮魚店㋕で出会った作品(3)

 展示会場の出口では、弓指さんと朝吹さん、スタッフが、展示会で使った魚の絵を「まるか」の閉店まで使っていた陳列棚に並べて販売していました。  売り物は、原画ではなくカラーコピーでした。すぐ売り切れになったものもあり、最終日の10月2日は朝から追加印刷(!?)したそうです。  もっとも高額は、15万円のツチクジラ、次いで10万円のスナメリ、この2つは、しきり板に貼り付けられていました。私たちが購入したのは、500円のブドウエビでした。原画ではありませんが、サインは本物です。

Fudangi のコンセプト(6)

肩を手術された方の体験記  本年(2022年)3月に肩の手術を東京の著名な大学病院で受けられた際、Fudangi をお召しになっていただいたAさんから、最近次のメールを頂戴しました。全文をご紹介させていただきます。  大村さん こんばんは   遅くなりました。  3月に右肩関節置換術をしました。   関節リウマチの為、関節が変形し、腕と肩がくっついてしまったのです。      術後、オペ着から着替える時に、Fudangi を看護師さんに着せて貰いました。   術後から直ぐ

Fudangi のコンセプト(7)

ミサイとムジカ(続)  ブログの連載第5回(2022年6月16日、Fudangiのコンセプト(5))でFudangiをステージ衣装にして,クラリネットやリコーダー、オカリナ、鍵盤ハ-モニカを演奏されるミサイとムジカさん(藤田美才さん)をご紹介しました。  ※ブログの連載第5回(2022年6月16日、Fudangiのコンセプト(5))  今月、10月23日に、利府町の café ソノヒノキブン(利府町)のアート展で、ミサイとムジカさんがライブを開かれました。ライブの模様を「