前回に引き続き、今回も心理学研究法について紹介していきたいと思います。今回は、【概念的独立変数】【純化】【多重操作】の3つを紹介します。 概念的独立変数前回、紹介した独立変数ですが、この独立変数を心理学の領域で設定する場合、特定の物理的な刺激(光の明るさ、本の重さ、接触の回数など)の直接的独立変数と、あるカテゴリーに属する物理的な刺激(知的に見られる服装、集団圧力など)や物理的な刺激によって喚起された心理状態(自尊心、自己肯定感、悲しみ、不安など)の概念的独立変数が存在しま
心理学研究法とは?心理学とは、目に見えない”心”や”意識”を科学的な知見を用いることとで解明しようとする化学です。科学である以上は解明しようとすることが”事実”でなければいけません。そのため【人の行動】や【面接によるやり取り】などを客観的に捉え、それらを数値化・データ化することで分析を試みる研究が進まられてきました。今回はそんな心理学の分野でも【心理学研究】という領域に対して視点を向けて紹介できればと思います。 因果関係と相関関係心理学研究において主要なテーマとして”独立変
私の友人から「また上手くいかなかった」と唐突な連絡をもらい、私は「またか・・」と内容を聞かずそのことの意味をすぐに理解しました。 友人は高校以来の付き合いで、当時からパートナーが尽きることはないが数か月もしないうちに別れては付き合うを続けていました。 「なぜそんなに付き合えあるのに続かないんだ?」と疑問に思いましたが、あえてそこは口出しせず「お前は原始時代に生きてれば今以上に成功してたかもな」と変な慰め方をしたことを覚えています。 恋愛における失敗恋愛における失敗恋愛に