外の空気を取り入れよう

1北欧旅行を通して

年末年始に北欧へ旅行をしてきました。
今回はスウェーデンとフィンランド。
初めてのことが多く、とても刺激がたくさんありました。
その中でも特に印象に残ったものを書きたいと思います。

2印象的だったこと

特に印象に残ったものが3つあります。
1つは海外の人の「言葉の軽快さ」1つは「すてきな表現」1つはフィンランドで行った「図書館」です。

「言葉の軽快さ」

もちろん悪い意味ではありません。いい意味です!
海外の人って「Thank you!」「Sorry」という言葉をすぐ使うなと思ったのです。

すぐ使う < すぐ口に出せる

こっちの方がイメージがしやすいかもしれません。
そういった意味での「言葉の軽快さ」です。
日本には礼儀という文化があります。もちろん悪いことではありません。でも、この礼儀といった文化が「言葉の軽快さ」を邪魔してるのかなと思うことがあります。
海外だと、大人→子ども、子ども→大人でもどちらも「Thank you!」です。
日本だと、「ありがとう」と「ありがとうございます」の2パターンあります。
ここが少し「言葉の軽快さ」をなくしているところなのかなと思いました。(全部「ありがとうございます」で言えば?という気もしますが、)

「すてきな表現」

「Have a nice day!」
海外の人が日常使いをしていて、その中で特に印象に残っている表現です。この言葉を日本でさらっと言える人はそうそういないと思います。
上記とも少しつながりますけど、相手のことを思っての表現が「すぐ口に出せる」って純粋にかっこいい!

「図書館」

フィンランドで偶然入った図書館です。いろいろな年齢層の人が思い思いに本を読んだり、調べ物をしていたりしていました。
自分も休憩をしようと思い、空いている席探しと同時によくよく周りを見ると、いろいろなタイプの座席がありました。
イスだけの席。
イスと机がセットの席。
ソファー席。
小さな家のような作り(透明なドアを閉じると個室になる)の席。
ボールチェア。(卵の中に座れる感じのやつ)
などなど。

そこでは、みんな思い思いに時間を楽しんでいました。
一人で楽しむ人。
友達と楽しむ人。
寝ながら楽しむ人。

この空間を見た時になんか「すてき」だなと思ったのです。

3自身の学級で活かすなら

教師という仕事柄、「いいな」と思ったものはどんどん真似していきたくなります。(子どもに合うかは別として、、)
今回の旅行で「いいな」と思ったものを自分なりに学級に入れ込むなら、、。

「言葉」

海外の人の「言葉の軽快さ」はやっぱり「慣れ」の部分もあるのかなと思いました。大人でも「あの時〇〇って言えばよかった(><)」と振り返る人は少なくないのではないでしょうか。
現在3年生を担任んしていますが、学級では1学期から特に「ありがとう」をすぐ言おうと子どもたちに伝えています。「ありがとう」って言われて嫌な気持ちになる人はいないと思います。すぐに「ありがとう」と口に出せると「あたたかな気持ち」がふんわりと広がっていく気がします。
3学期からは「すてきな表現」にも挑戦していきたいなと思っています。もちろん子どもたちとアイデアを考えて!

一人一人が思い思いに過ごせる空間

日本の学校では、フィンランドの図書館のようなスタイルは難しいかもしれません。ある程度は他の学級、他の学年と合わせなければいけないので、、。
でも、マインドなら活かせそうです。
「一人一人は違う」
当たり前ですよね。言われなくても当然のこと過ぎて、今更言うのは(笑)という感じもしますが、。
ということは、一人一人集中できる環境も違うということになります。
一人で黙々タイプ。
友達と相談タイプ。
静かなところでタイプ。
ちょっとざわざわした中でタイプ。
イスに座ってやるタイプ。
地面に座ってやるタイプ。
まだまだいろいろなタイプがあると思いますし、タイプ同士がかけ算のようにどんどん広がっていくとも思います。
教師側がこの考えをもっているだけで、子どもに合わせた学習スタイルを提案できるのではないかなと思いました。
そして、できる範囲で「図書館」風にしていければいいかなとも思いました。

4最後に

2024年初め震災や事故などいろいろなことが日本で起きています。
そんな中で自分にできることは何だろうと考えてみました。

教師として子どもたちを育てること。

これしか自分にはできないと思いました。
そのためにも自分自身がたくさん学び、たくさんアウトプットする必要があると思いました。
今回拙い文章ですが、誰かのために少しでもなればなと思っています。
読んでくれてありがとうございました!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?