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多摩市長選挙2022の候補者を見てみる

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今回の候補者はジャンボ松田氏、阿部裕行氏、遠藤千尋氏の3名、このお三方について順番に見ていく。

まずは現職の阿部氏、今回は4期目を目指して立候補しているわけだが、さすがにやりすぎだろうと思う。横浜市の条例では「市長は連続3期まで」と定められている。その他に、藤沢市、米沢市、中津市などでも在任期間を制限する条例が定められている。制限の目的は「長期在任による弊害を防止するため」とのことで、そろそろ多摩市も他の候補者へ譲った方がいい

続いて遠藤氏、ホームページを見ると「16年同じ市長は長すぎる」と書かれている。これには納得。高齢者向けの政策や子育て支援などを挙げているが、どれもパッとしない。1つ気になるのは「高齢者のシルバーパスを無償化(コロナ禍収束まで)」という政策。なんでコロナ期間中だけシルバーパスを無償化するの?コロナが収束したら終了?シルバーパスとコロナの関係は?そもそもシルバーパス無償化って必要?と思ってしまう。高齢者向けのバラマキだろう。遠藤氏を応援している音喜多氏が以前「シルバーパスは極めて非合理的で財政負担が大きく、早急に見直しあるいは廃止が必要」とコメントしていた。遠藤氏の政策について、音喜多氏に是非聞いてみたいものである。

最後にジャンボ松田氏。前回の市長選ではAI市長として話題を集めていた。今回は暗号資産(地域通貨)の導入を公約に掲げている。私は大学時代に地域通貨の研究をしていたので、この政策は非常に興味がある。私なりの解釈で説明をすると、地域通貨には「経済活性化」と「コミュニティ活性化」の2つの側面があり、ジャンボ松田氏の暗号資産は「コミュニティ活性化」の方だろう。ポスターに書かれているThxU(サンキュートークン)という暗号資産は、既にパブリックのブロックチェーン上に存在していて、もし導入されれば「パブリックチェーン」という意味では日本初となる。(おそらく世界初)今後もし取引所へ上場するようなことがあれば、ビットコインのような金銭的価値のある暗号資産が地域通貨として扱われるようになる。高齢化が進みジリ貧の多摩市に革命を起こしてほしいと願う。

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相変わらず選挙カーがおもろい😂

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