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最後の買い物(日記:おもいつくまま)

歳を重ねてくると「ああ、これが最後の買い
替えかなあ」というものが出てきます。
その中でも比較的早く来るのが「車」です。
車両があと何年もつかという事より、あと何
年同乗者が安心して乗れる安全運転ができる
かという事情の方が大きく作用するからです。

このあいだ、点検の為夫婦で立ち寄ったディ
ラーで買い替えを勧められました。
えっ❢高齢者にそれを言う?(驚)・・・
決算なので大サービスしますよって言われても
「終の車」として買い替えた今の車はまだ4年
しか経っていないので、お付き合いでお話を
聞いて(流して)いました。
妻は車の性能なんて興味がない筈なのに安全
機能の説明の時には珍しく興味を示して真剣
に聴いていました。
ディラーを出ると妻が「安全機能が充実して
いて安心だね」 「最近のあんたの運転が気
になるしこれから必要かも」と言ったのです。
私は意外でしたが運転の良し悪しは一般的に
同乗者が一番わかっていると言われている様
なので、私はそれを素直に受け止めました。
「でも、高さが無いうちの車庫には入りそう
にないね」これでこの話はおわりました。

しかし、翌々日ディラーの担当者から「車庫
に入るかどうか実車をお持ちしたい」という
電話を受けました。 入らなければ断る理由
になると思い、来てもらう事にしたのです。
結果は2㎝程の余裕しかなかったのですが、
入ったので買い替えすることになりました。

振り返って見ると、買い物とか、通院とか、
孫の処に行くとか、自転車を載せてサイクリ
ングコースを訪ねるとか・・・。
それに、今年の夏は猛暑ですが車なら家から
目的地まで冷房の効いた車内で何やら話して
いるうちについてしまうのですから、歳を重
ねた今が車への依存度が高くなっている事に
気付きます。

高齢になり免許証を返上する方もいる反面、
まだ大丈夫とハンドルを放さない方もいます。
最近、そういう方々のお気持ちがわかる様に
なってきました。
車は運転を間違えれば凶器になるので、身近
な人の意見を良く聴き、車を手放す時が来る
まで無事故で運転をしたいと思います。
妻が安心して乗れる運転を心がけようと自分
に言い聞かせる機会となりました。

私的な内容の記事になってしまいましたが
同様な思いをもつ方もいらっしゃるのでは…

最後まで読んでんで頂きありがとうございました。


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