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atelierminori
2023.12.17 コーギーの子どもに出会う
2023.12.17
東京のとあるお店で、コーギーの女の子に出会った。
![](https://assets.st-note.com/img/1714279980564-QDfKTeer7Z.jpg?width=1200)
他のワンさんたちが、元気な声を上げ、「遊ぼ!遊ぼ!」と飛び跳ねている中、一匹だけ我関せずといった表情で静かに周囲を伺っているような子だった。
活発といわれるコーギーの割に大人しく奥手。色もオーソドックスな茶ではなく、ブラック&ホワイト。
亡き先代犬(ミニチュアダックスフンド)も似たような雰囲気だったことを思い出し、目が離せなくなった。隣を見ると相方も固まっている。
一緒に来店した相方とは、犬を飼いたいという気持ちが一致しており、「いつか、御縁があればお迎えしよう。」という思いがあった。
そのさなかでの出会いだった。
2人とも突如現れてしまった御縁に激しく動揺した。「その一目惚れ、迷惑です」。頭の中で反芻するAC。逃げるようにその場を離れ、駐車場に停めた車の中で緊急対策会議を開いた。
1時間ぐらい唸り続け、受け入れる為の条件や環境、覚悟が揃っていることを、何度も何度も確認し合った。
一呼吸おき、冷静な頭で考えた末「このまま帰ったら、後悔する」の結論に到達。爆速でお店に戻り、この子にしますと店員さんに告げた。
契約中に少しだけ触れ合う時間があった。とにかく抱っこが苦手な子だった。持ち上げると大暴れし、腕からヌルリとすり抜けそうになる。
体の線が細く、少しの衝撃で骨が折れてしまいそうな2.3キロの3ヶ月ベイビー。なのに力はかなり強い。こちらの肋骨が持たない。
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きみ、うちの子になってくれる?の問いかけに、身を捩って逃げ出そうとするから苦笑いしかない。
お迎えの日は12.28。
こうしてコーギーちゃんは家族になった。
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