洗米しました

日本酒はお米から造られます。
当然、お米の品種によって味が大きく異なります。
心白が大きいものが良いとされ、
代表的な酒米は「山田錦」が有名です。

この日洗米したのは「八反錦」という広島でたくさん
栽培される酒米です。
酒蔵へ届いた時に既に精米が終わっており、
65%までお米が磨かれています。
残りの35%の中に雑味と呼ばれる「タンパク質」が入っており
雑味を削ぐ事できれいなすっきりとした味わいになります。

この後、使用するお米を計量しました。
0.01グラムまできっちり合わせてから洗米します。


これが洗米機。
上にお米を入れ、蓋を閉じ洗米すると・・・

洗米されたお米が出てきます。
この後は浸漬(しんし、しんせき)といって
お米を水に浸します。



お米を水に浸す時間はきっちり時間を計ります。
ここでのポイントはどれ位お米に水を吸わせるか、という事です。
時間がきたら、左上のタンクに余分な水分を吸わせ、
右上の秤で重さを量ります。
時間や重さのデータはパソコンで管理します。

お米が水を吸い過ぎるとこの後の酒造りに良くない
影響を与えますので、これはとても大事な仕事です。


計量し終えたお米は保温して終了です。
今日は流れを見て下さいという指示を頂いたので
写真を撮ることが出来ました。

毎日撮影は難しいですが、早く仕事の流れをつかんで
写真投稿出来るよう頑張りたいです。


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