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愛猫が天に帰った

さっき愛猫が
11年のニャン生を終えた

 
もう既に凄く弱っていて
日中は点滴を打って
ずっと寝たきりになっていた

つききりだった息子もその時は
外に出ていて
息を引き取る瞬間を見ていないと言う

私はというと、亡くなった時間、23時頃
ちょうどその時間、眠ってしまっていた

いつもは絶対に起きてる時間なのに
22:30頃からむしょうに眠くてうとうととして
23時半頃、目が覚めたら
息のないことを息子に知らされた

不思議なほど冷静だった
魂は知っていたのかもしれない

私の体は寝てたのに意識が飛んで
猫を看取ったのかもしれないと
とっさに思った

時間と共に3次元の自分の悲しみが
込み上げてきてしばらく泣いた

母猫と生まれてすぐにはぐれて
生後5日位でご縁があって
うちに来た子

一言で言うと天真爛漫な食いしん坊
だけど気の強い子だった

人に媚びるとか妥協するとか出来ない子

猫の癖に犬みたいに素直で
真っ直ぐな性格の子だった


たくさんの癒しと安らぎを貰ったね〜
小さい時お腹弱くて何度か死にかけたけど
凄く元気いっぱいに育ったよね

旦那さん亡くなった時も一緒に消えて…
心配したけど戻って来てくれたね〜
旦那さんを見送りしてくれたんだよね〜

きみはいつもわたし達を見守り
そして導いてくれていたね

旦那亡き後、同居してくれた息子に

生きる張り合いを与えてくれたね

働けなかった息子に

こいつのために生きると
言わせてくれたね
私がやきもち焼くほど
2人は熱愛で毎日お風呂入ってたね〜笑

そして息子は立派に自立してくれた

旦那さんの残した自転車🚲で

ヒッキーだった彼がまさかのUberって!!

マジかと思ったけど

もやしっこだった息子が13キロ太り

日に焼けて精悍な男になったよ

ひな…貴女が彼を癒して導いてくれたと

思ってるよ

この日が来るまで…

1週間前に
医者に安楽死を勧められたのに

息子はお金の続く限りと拒否して
暑い日も大雨の日もUberに出ている姿を

見て私は泣いてたよ
ひなが逝ってしまうのは悲しいけど
息子の姿には心打たれて…

私は弱ってる母の面倒を見るのに半年

家も猫もほぼ息子に任せていたので
今回も安楽死の決断は息子に委ねた

毎日点滴をしに病院に通って

合間にUberで働いて

昨日も深夜まで働いていたね

もう息子に苦労かけたく無かったんだね〜

ひなはもう自分の為にお金かけないでと
旅立ったと思う

本当に本当にありがとう ひな
こんなに息子を愛してくれて

旦那さんとひながくれた物語は

わたしの中の宝物として

これからもずっと抱きしめて

生きていくから

どうかひな、安らかに…


旦那さんには、ずっとお願いしてたから

人間のパパさんに久しぶりに抱きしめて
貰ってね

愛してるよ〜ありがとう〜
そしておつかれさま〜

またいつか会う日まで

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