見出し画像

技術士(機械部門)七転八起物語


はじめに

 私は機械部門の技術士試験を9年8回受験しました。
8回目にやっとこさ合格を掴み取ることができました。

 機械部門でこれだけ受験した人は珍しいだろう
この苦労した理由を分析し、受験生に伝えたいが書籍にするほどのボリュームもない。

 ということで今回noteで筆?を執る? キーボードを打つことを決意しました。


 合格までの道のりが長くなった要因は、受験に対するテクニカルな部分以外の根本的な部分にあったと思います。
 テクニカルな部分(論文の書き方や骨子の書き方)以外で悩まれる方も大勢いらっしゃるにも関わらず、書籍やHPなどはテクニカルな部分がフォーカスされているのではないかと感じます。

 『当たり前』のレベルが低い落ちこぼれから、なんとか這い上がったからこそ伝えることができる話をしたい! と考えております。
 これから受験される方、なかなか思うように合格に達しない方々の一助になればと思いnoteに大事なこと三部作を記そうと考えました。

 受験歴が長いだけの私 sin(通称:シン) という人間について知ってもらうことが今回のnoteの趣旨となります。

自己紹介

業務経歴

 企業規模はそれなりに大きいが、全国的にはあまり有名ではない会社に入社しました。
 入社1年目は様々な部署を見て回りぼんやりと会社全体の雰囲気を押さえるようなイメージで仕事をしていました。
 2年目には本配属となり、とある事業部内の設備担当部門に配属となりました。
 この部署では設備の設計、保守要員が在籍しており、半日程生産を停止する小メンテナンス計画の立案、30日程度停止する大型メンテナンス計画、海外工場を新設する業務などに従事しました。
 メンテナンスに合わせて、現場の要望を反映させる設備改善の設計業務を行っていました。
 近年は、設備開発部門に異動となり、担当設備が少し変わったこと。それと新たな設備構想に少し関与するようになりました。

 事業部では、保守計画、保守部材の確保、設備立上げ全体のプロジェクト管理といった業務から、設備設計、工事管理、試運転までに業務範囲が狭まったことです。
 手配屋になるな。とは言われていたものの事業部内にいた頃はどうしても、雑務がメインになり手配屋に近い業務をしていました。
 ようやく機械設計に近い所で仕事ができるようになったかなと感じています。
 

技術士試験受験経歴


 2014年の択一試験があった時代からの受験です。
2014年~2018年の旧制度時代には機械部門、機械設計で受験をしました。
2014年 口頭で落ちる
2015年 択一で落ちる
2016年 口頭で落ちる
2017年 筆記で落ちる
2018年 筆記で落ちる
 
 という結果です。

2019年の新制度に変わる際に、機械部門の加工・生産システム・産業機械に変更して受験にトライアルしています。
2019年 必須、選択ⅢがB
2020年 必須がB
2021年 海外出張に行き未受験
2022年 選択ⅡがBだが筆記合格 口頭試験も合格
2023年 技術士を名乗る
 

技術士試験の大切なこ三部作

 上記のような経歴を持つ私が思う、技術士試験で大切なことを三部作にまとめました。

第一部 受験の動機が大切だという話

 無料記事にて技術士試験の動機が大切だと思う理由
 有料記事で私の動機を書いています
(内容は薄いですが恥ずかしいので有料にしています)

第二部 選択科目が大切だという話

 無料記事にて技術士試験の選択間違いが発生する理由
 有料記事にて、私が口頭試験で『選択間違いでしょ』と言われたやり取りを再現しています。

第三部 仕事が大切という話

 無料記事にて、私の仕事の進め方とその時の論文の書き方
 有料記事にて、実際に私が書いた13点の論文概要と自身の講評を書いています。

 私と同じ轍を踏まずに少ない受験回数で合格に到達して欲しいと思います。
 
以上
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?