四年三ヶ月ぶりのロンドン
「コッペリア」の楽しい音楽と軽やかな踊り、街中がクリスマスに彩られたロンドンを後にして早四年と三ヶ月。コロナパンデミックと父親の在宅介護で海外旅行など夢のまた夢となって久しく…。父が亡くなったのと、アレクザンダー・キャンベルが引退するニュースが公になったのがほぼ同じ頃だった。
人生には自分の力ではどうしようもないことも多々あるけれど、二度と取り返しがつかないことで後悔したくないと、急遽ロンドン行きを決めて機上の人となりました。
行きの飛行機ではアラスカ上空で緑色に輝くオーロラを不思議に気持ちで眺め、この航路特有なのか、揺れが続く長いフライトでかなり体力が奪われました。
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