女性活躍は透明性を確保する

世界経済フォーラム(World Economic Forum:WEF)が2021年3月、「The Global Gender Gap Report 2021」を公表し、各国における男女格差を測るジェンダーギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)を発表しました。
https://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2021/202105/202105_05.html

日本は120位でした。経済と政治参加に関して、特に低いでした。

会社においては、透明性の確保を徹底的に行う事だと思いました。どういう基準で管理者や役員にしたのか。また、どういう基準で評価されるのか。

また、その為の環境は一人ひとり適切に準備されているのかという点も重要だと思いました。EqualityとEquityの違いを学びました。Equalityは平等でEquityは公平。オリンピックとパラリンピックの競技者を平等として同じレースで競うのは、公平ではないと思う。組織において、平等に環境を準備するのでなく公平に環境を準備する事が必要だと学びました。

同じように単純に男女の労働成果を比較する事も公正にならない場合があると思う。例えば、8時間働く事を暗黙の前提として、評価するのは公正ではないと思う。出産前後の女性は男性に比べて、労働時間が減るだろう。この場合、例えば時間当たり生産性等の労働時間の総量に影響を受けない評価指標を加えるべきだろう。また、労働時間量が評価に必要なら、会社内に保育所を準備して、子供の送り迎えの負担がほぼ無い状態で女性がフルタイムに近い状態で働ける環境を準備する事が公正なのではないかと思う。その為の補助金等の政策支援があると良いと思う。実際、ジェンダーギャップのもっと少ないアイスライドでは子供を連れて職場に行く事が普通になっているそうだ。


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