姉の友だちの中で私が大好きで一番美人だと思っていたお姉さんは一人っ子で、私を妹みたいに可愛がってくれた。悪魔のような我が姉と取り替えたいくらいだ。ある年そのお姉さんから私宛に賀状が届いた。姉の付随物ではなく一人前として認められたようですごくうれしかった。今でもその絵は思い出せる。

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