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究極のアンチエイジング?!

7月にエンプロイーサクセスチームに入社しましたcandyです。      noteデビューです。自己紹介兼ねて綴ってみます。


産業保健師になった理由

 進路決定の時期に叔父が幼少の子供たちを残して突然死したこともあり、働く人の健康を守りたいという気持ちもあり、看護の道へ進みました。                                                      看護の勉強をしていく中で保健師が保健所だけでなく企業の中で健康管理の仕事をしていることなども知り、自分がやりたいことは「産業保健師だ!」と思い、保健師学校卒業時に、会社四季報片手に片っ端から企業に電話し、たまたま求人のあった大手自動車メーカーの関連企業の本社の初代保健師として働き始めることになりました。


産業保健師になってから

 会社にとっても初めての保健師で保健師という職業を理解してもらえず、いわゆる新入社員のOLとして朝の机拭き、お茶入れ、コピー取り、集配、 労働組合の委員などもしながら、自分の目指していた世界とのギャップに 苦しみ、何をすれば良いのか毎日、泣きながら模索していました。                                   

 そして、自分を知ってもらうために工場長など管理者の案内で回る職場巡視に同行することから始めました。(未公開情報があるので社員でも厳しい立ち入り制限で管理者の立ち合いなしに立ち入れない部署もありました。 今思えば、公開前の新作を見ることができたのは貴重な経験でした)
新しい車のデザインを考えるCADの事務所、自動車の型を粘土で造るモデル工程、車体の型に合わせて鉄板を切断する粉塵が舞うプレス工程、有機溶剤の匂いがする塗装工程などを年配の男性衛生管理者や産業医と一緒に女子社員が会社指定の制服の上に白衣を着て安全靴を履き、ヘルメットを被って歩くだけで注目を浴び、巡視時に保護具の使用確認や復職者の勤務確認などをしていく中で「保健師という健康管理をしている専門職らしい」と認知してもらえるようになりました。
 そうして誘われた様々な部署からのありとあらゆる飲み会に参加し、人脈を作りました。(今もこれは変わらず、誘われたら基本参加します😉)   社内広報誌に健康情報発信のページを獲得し、安全大会、衛生大会、衛生委員会で講話をし、委託業者の社員食堂の栄養士の協力も得て減塩メニューなどを考案しました。ダンベル体操の話をした時には工場のチーフが部品の端材でダンベルを作って届けてくれたり、保健指導時に指導内容と健康改善の目標を記載した紙を後でコピーして渡していると複写式にしたらいいよと印刷部署の方が作成してくれたり、たくさんの社員に支えられ、保健師としての活動の場を広げていくことができました。

 また、産業看護の基礎を作った河野啓子先生が企業の保健師として活躍されていた時期で、同じ研究会で机を並べ産業保健師に必要なスキルなどを学ばせていただき、日本産業衛生学会に参加するなど、充実した毎日を過ごしました。 

 その後、転居等で産業保健を離れ、産婦人科クリニックや総合病院の外来や健診センターで勤務をしてきましたが、産業保健に戻りたいという思いから、非常勤ではありましたが、製造業の営業職を中心とした支店の産業保健師として働き始めました。この14年間で様々な衛生教育、長時間労働者の面談、海外赴任者の健康管理、メンタルヘルス不調者の復職支援やがん治療と仕事の両立支援などの経験を積み、在職中に3回健康経営銘柄に選定され本社、工場などの社内保健師全員で社長表彰を受けることができました。                                                                                                                 


iCARE入社の経緯

 その後、がんや難病の人へ医療機関や医師を紹介したりセカンドオピニオン等の相談をするコールセンタースタッフとして働きましたが、やはり産業保健に戻りたいという思いを抑えきれず、転職活動をする中で「iCARE」を知り、「Credo」「Value」「Purpose」に強く共感し、雷に打たれたように強い衝撃を受けました。                      

 CEOとの面接では事前に行ったスキルチェックでPC入力スキルの低さに入力練習の必要性を説明されました。ただ単にスキルがないから練習しなさいではなく、「早く入力することで多くの企業、従業員へのフィードバックに時間をかけられる」というスキルアップすることで得られる業務パフォーマンス向上という自分にとって納得できる説明を受けたことはとても意味深いものでした。この意味付けや目的などは入社した後の研修や会議でも明確にされているため、自分で納得をした上で主体的に業務に取り組めるという利点を感じています。                          

                                                                                   

これから            

 スマホは、連絡手段、電車の乗り換え検索、写真撮影くらいでしか活用していない「ITとは程遠い自分」にとってiCAREの毎日は覚えることが多く、「?」の連続ですが、困っている事を調べられる体制、SOSを出せる風土、すぐに助けてくれる仲間がいることがとてもありがたく、毎日が刺激的で 充実しています🎵                               

 最近友人から言われたのは「究極のアンチエイジングだね」でした。
                                        

 会社四季報片手に片っ端から電話をかけて産業保健に飛び込んだ時の情熱を思い出し、自分の子供と同年代くらいの若い仲間に囲まれる毎日でこれからの自分は 「自分史上最高に心も体も頭も若返っていく」でしょう 😄                           




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