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デッカイギに参加して

1/5から6にかけて開催された行政デジタル改革共創会議(デッカイギ) に参加しました。
https://www.dekaigi.org

私が参加したプログラムは下記3つです。

  1. なぜ火中の栗を拾ったの?〜Why did you pick up the chestnuts in the fire?〜

  2. 火中の栗が「大火の栗」になる仕組み ~メディア側の行動原理と本音~

  3. Fireside Chat: デジタル人材の舞台を整える - 制度と文化をどう作る?

特に印象に残ったものは1と2です。
チャタムハウスルールにのっとり、誰が何を言ったかは伝えられませんが、私が印象に残った内容について紹介したいと思います。

まず両プログラムで共通していたことは、皆さん「面白いからやっている」と随所で発言されていたことです。
「面白いからこそ続く」「面白いからこそ広がる」ことを大切にしていくということです。

実は私最近非常に気持ちが落ち込んでおりまして、それはなぜかと言えば、私自身組織内で自らチャレンジしていくことが多いのですが、それ自体を「やってはいけない」「自ら判断して動いてはいけない」と後から言われたことがきっかけです。

誰も挑戦したことがないことに対し、「自身ではやってはいけない」と言われたのが本当にショックで、以降何ができて何をやってはいけないのか毎日悩んでしまい、非常にしんどい中でのデッカイギ参加でした。

そんな中皆さんが「面白いからやっている」とおっしゃっていたのは、私にとって救いでした。

「自分はなぜ今の職を続けているのか」
「自分の役割は何なのか」
「自分が仕事を全うすることで誰にどんな良い影響を与えられているのか」
様々なことを見つめなおすきっかけになりました。ありがとうございます。

また、メディアの方が参加されたプログラムでは、
「立場は違えど社会を前に進めている」
という一言が印象でした。

メディアの方が苦手な公務員は多数いると思います。
確かに誤った情報や誘導をしている記事を見かけることも多いです。
また、不祥事などセンセーショナルな記事が話題になることにより、苦情が自治体に寄せられることもあります。

しかしながら、自治体の政策が本当に住民の利益になっているのか、国の政策が国民のためになっているのか、行政自身でどれだけ成果を主張しても、正当な検証とは言えません。
そのため、メディアや他の手段により、一般的な視点からの検証が必要であると考えています。

行政が行うことは100%正しいということはありません。

正しいかどうかを検証しなければ、税金を使いっぱなし、使った理由は行政にしかわからない状態が続きます。
なぜ行政がその支出をしなければならないのか、なぜその施策を実行しなければならないのかを明らかに、大げさに言えば社会の同意を得なければなりません。

そのためには行政だけで社会を進めるのではなく、メディアの方や住民の方からの評価が必要です。

所感

・組織内では評価されないチャレンジについては、組織外での活動を続けていきたい。
・社会を前に進めるために私がやれること、まずは少しずつnoteを残していきたい。

1/9追記 感謝

デッカイギ運営の方々・参加の方々お疲れ様でした。
たくさんの方に見ていただき大変嬉しいです。
ありがとうございます。

noteへの思いを次の記事に書きました。
もし良ければ引き続きよろしくお願いします。
https://note.com/tender_nerine155/n/n6a6229326525

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