徒然なるままに

２０２２年に「整った字を描けるようになりたい」
という想いで始めた、写経兼美文字トレーニング。
無事に終えた冊子は廃棄し、
手元に残ったのは、写経用の半紙。

今日、ふと、それを引っ張り出し、
お腹いっぱい、エアコンの効いた室内という
欲の満たされた状態で書き始め、
汗をかきかき、筆を進めた。
字に集中したいものの、尿意だとか、湧いてくる雑念だとか、
そういうものに思考をとらわれ、
あまつさえ行動もとらわれ、
「おお、集中力が下がっているな」と自分に気づくことも。

エアコンが効いているにもかかわらず、
じんわりと汗をかく自分を認識し、
「サウナの汗、運動の汗、日常生活の汗の質は違う」
という話を思い出しながら、思いを巡らせると、
これは、ストレスの汗なのか、はたまたかかされている汗なのか、
そういえば、生活の中でも、
自分から汗をかきにいっているのか、
上司から顧客から、汗をかかされているのか、
そう考えると、自分からかきにいっていない汗というのは、
それはそうだ、じっとりとねっとりと、
具合の悪いものであるのも当たり前だなあと認識しながら、
どうにかこうにか書き上げる。
サウナだとか、筋トレだとか、目標をもって取り組む仕事だとか、
自分からかきにいく汗というのは、気持ちのよい、
それこそ心身ともに心地の良いものなのかもしれないなあと。

そういう思い立ったことを書いたり、
現実的な、教職の立場で、結婚もしていて、
もうすぐ妊活を始めようかという、自分の状況や心境を綴ったり、
好きなように使わせていただこうと思っております。

ということで、書き上げた般若心経を所定の位置に戻しますと、
前回書き上げたのは２０２３年の２月。
今は、９月。
月日の経過と忘れてゆく自分とを実感しながら、
今日もぼちぼち過ごします。