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R4.11/15(金)出エジプト記15:27

イスラエルの民は、これまでに神様によって奇跡的に救い出され、紅海の出来事を通して神様への勝利の賛美をしました。
しかし、その三日後に呟くのです。荒野の旅を始めたのですが三日間、飲み水がなく、やっと辿り着いたマラの水は苦くて飲む事が出来ませんでした。
これまでに神様がして下さった事をすっかり忘れ、目の前にある苦しみに不平不満を言うのです。

私達も人生の荒野において調子の良い時は心から喜べますが、何か問題が起こると、神様のこれまでの恵みを忘れてすぐに不平を漏らしてしまいます…しかし、このような呟きは神様からの祝福を奪う事になりかねません…

神様はマラの経験の後、彼らを砂漠のオアシスであるエリムに導かれるのです。ここは完璧な安らぎの場所でした。
苦しみの後の潤いでした。
困難の後の祝福です。
マラでの苦い経験を通して与えて下さるのがこのエリムでの恵みの経験です。

私達の人生にもマラがあり、その後にエリムがあります。ですから、マラで留まるのではなく、エリムに向かって進んでいかなければなりません。
その時、私達も完全な癒しを体験する事が出来るのです。

私達の信仰の旅においても信仰が試される時があります。窮地に置かれた時、呟いてしまう弱さと共に、私達は真剣に神様を求める時となります。
こうした叫びに神様は応えて下さるのです。
神様が試練の先にエリムのような素晴らしい恵みと祝福を備えておられる事を心に留めて、これからも信仰の道を歩み続けたいと思います。
      古屋良子📖

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