四月五日(火)雨のち曇り。冬を抜けきりたい風が必死に喘いでいた。完全なる春はまだ来ない。朝、仕事に行って、帰って、寝る。この繰り返しが生きがいになると正月のみくじの裏には書いてあった。確かにそうかもしれない。しかし、私は何がしたいのか。一文字も進まない小説はぽつんと待ちぼうけ。

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