見出し画像

中学教員1児の母、復帰について考える

こんにちは。凪です。
3年8ヶ月中学校で勤務し、
現在育休1年目、0歳の娘を育てています。

さて、早いもので育休も2年目に突入しようとしています。
短いものを長くするより、長いものを短くする方が何かといいだろうと
もともと育休期間を3年間で申請したので、
差し迫っているというわけではないのですが、
少しずつ一人の時間が確保できるようになってきたこの頃。
これからのことについて、じっくりと考えていきたいと思います。

実は、半年前までは、

育休1年で職場復帰するぞ!保育園の情報収集だ!

と息巻いていたのですが、

やっぱり1年で復帰は厳しいか…そもそもフルタイムはきついだろう…

と撃沈する出来事がありました。
今回の記事では、その出来事について整理したいと思います。




学校を離れて…「働きたい!」と思った

無事に娘を出産し、育児に奮闘する毎日。
娘はそれはそれは可愛いし、働いている時のあの忙しさと比べると、
「あ〜なんて穏やかな毎日。最高。ずっとこのままでいいな〜」
なんて思っていました。

しかし、不思議なもので、ふとしたときに、
「このアイデア、〇〇の授業に組み込んだら面白いかも」
とか、
「今だから思うけど、あの時〜〜するのがベストだったな」
とか。
しまいにはアマゾンでショッピング中、
関連で出てきた商品を見て、
「うわ、これ教室の◯◯に置いたら使えそう!当時に知りたかった〜」
とかとか。

これ、教員あるあるだと思うのですが、
激務さゆえなのか、仕事が生活の一部になってしまっているので、
いつどんな時でも、無意識に仕事のことを考えている。笑

育休中で職場から離れていることもあり、
何かに追われずに色々と考えていると、
働いている時よりもやわらかいアイデアがたくさん出てきて、

やっぱり自分は教員の仕事が好きなんだな。
と再認識しました。

そして、人間とは本当に贅沢な生き物でして…
旦那さんと娘との平穏な毎日。それだけでも充分幸せなはずなのに、
妻としての私
母親としての私
以外にも、自分の活躍できる場所がほしいなと
思うようになり、

働きたい気持ちが一層強くなりました。




校長からの電話、1年で復帰を考えるも…

学校ではちょうど夏休みに入ったころ、
来年度の意向を聞きたいので学校で話をしようと
校長から電話があり、
学校へ行く機会がありました。

その時私は、
教員として働きたい気持ちから
1年で復帰するのもいいかもしれないと思っていました。
実際、旦那さんにも相談していました。
旦那さんは私のしたいようにするのがいいよと
基本的には私に任せてくれました。
校長から復帰した場合の条件などを聞いてから決断しようかということで、
しっかりと自分の考えを伝え、相談させていただこうと、
校長のもとを訪ねました。

私は校長に、
・保育園の入園が決まれば、来年度にでも復帰したいと思っている
・保育園の送迎などもあるので、担任外・時短勤務で働きたいと思っている

ことを伝えました。

校長からは、
・今、本当に人手が不足しているので、この学校で復帰した場合、
 中学3年の担任をお願いしたい
・勤務年数的に異動対象なので、新しい学校で復帰という場合もある

という旨を伝えられました。

そして、私も校長も来年度は復帰したいだろうな…という空気が漂い始めた中、
相談混じりの会話が続き、校長は次のように話してくれました。

ママ先生達は本当に大変。本当に頑張っている。
もし、復帰を急いでないのであれば、最長でとった方がいい。
1度退職して子育てが落ち着いたら戻ってくる人もいるし、
続けて二人目を産んで、子育てに集中する人もいる。

本当に、私を心配して言ってくださったことに違いないのですが、
私はこのお話を聞いて、

え、これ子育てしながらフルタイムで教員無理ってこと…?
と思ってしまいました。
(校長を悪く言っているつもりは一切ありません!)
(フルタイムで頑張っているママ先生がいらっしゃることも承知です!
無理、という強い言葉を使うのをお許しください!)

そして、ようやく自分の考えの浅はかさに気づき…
これからの大切なこと、もっと深く考えなきゃ!
ということで、今に至ります。




子育てしながら、どのように働くか

来年度の復帰は見送り、育休も2年目に突入しようとしています。
今振り返ると、こんなにブレっブレでよく校長に相談したなと…
時間を作って話を聞いてくださった校長に感謝です。

来年はまた1年、考える時間があります。
軸がブレにブレまくっている私ですが、
今回の件を通して一つだけ、揺るがない軸を見つけました。

子育てをしながら、教員として働きたい。

毎日毎日成長していく我が子を、一番近くで見ていたい。

時間=愛では決してないけれど、できる限り我が子のそばにいたい。

そして、母親としての自分以外にも、活躍できる場所で活躍したい。

子育ても仕事も、自分の納得のいく方法で頑張りたい。
贅沢で自分勝手なことかもしれません。
そして、何かを得るとは何かを失うことでもあり。
自分の中で優先順位を付けて、取捨選択しながら、
じっくりと決断する必要があると思いました。

まだ漠然としていますが、

非常勤講師×ママという選択肢はどうか…?

noteをはじめ、頭を整理していたら、
そんな考えも浮かぶようになりました。

まだ決断するには早すぎますし、
調べ、考えていくうちに、
他の選択肢もありかもと
悩むこともあると思います。

自分や家族が幸せに過ごすために、
納得のいく決断をする。

まずは情報を集め、自分の軸をしっかりと立てるための
土壌を作っていきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?