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僕とMちゃん エピソード3
続き。
最初の印象はそんな感じだったよ。
若いけど、いろいろ苦労もしてきて、優しくて芯のある女性だなぁ〜って印象です。
お互い初対面だけど、たくさん話をしたね。
僕の離婚の話もしたし、仕事や今までの人生の話もしたかも。
とにかく話すのが楽しくて、「ずっと話を聞いててほしいなぁ〜」って思ったし、「もっとたくさん話を聞きたいなぁ~」とも思ったよ。とにかく一緒にいる時間がすごく楽しかった。
1軒目の居酒屋で僕は4〜5杯飲んだかな。
Mちゃんも2〜3杯飲んでいたよね。
僕たちはカウンターの席で隣同士に座っていたし、話に夢中になりすぎて、実はあまりMちゃんの顔を見てなかったんだ。
でも、居酒屋を出たとき、少しお酒で顔が赤くなったMちゃんを見て「やばい。めちゃくちゃ可愛いー」って僕はドキドキしたんだ。
こんな可愛い子と一緒に飲んでいたんだぁーって思うと、とても幸せな気持ちになったよ。
なんとなくだけど、「Mちゃんとだったら、もう一度、恋ができるかな」って感じたよ。
Mちゃんと出会うまでは、もう恋なんてできないとほんとに思っていたし、僕には恋をする資格もないと諦めていたよ。
でも、Mちゃんとの出会いによって、僕はもう一度、恋をできると思ったし、Mちゃんとの関係を大切にしていくことで僕は恋をする資格がある人間だと思えたんだ。
だから、初対面だったけど僕はMちゃんのことを絶対に好きになると確信したし、Mちゃんにとって必要な存在になりたいと覚悟したのかもしれない。
2回目会ったときに、いろんな話をしたよね。
離婚の話とか、離婚してからの話とか、Mちゃんの今後の人生の話とか。
なんで、あの話ができたのかって思うと、僕には覚悟があったからだと思うな。
Mちゃんにとって必要な存在になりたいっていう覚悟があったのかな。
お互い惹かれ合ったわけだから、ドキドキとか恋心をくすぐるような関係性がよかったのかもしれないけど、残念ながら恋心はいつか冷めるよね。
僕もMちゃんも結婚というプロセスを経験してるから、それはわかるよね。
じゃ〜恋心が冷めてしまったときに、必要なモノはなにかって考えたときに、僕は「この人といると幸せになれる。この人のおかげで幸せになれた」っていう二人の絆かなって思ったよ。
二人の絆があれば、恋心がなくなっても繋がりあうし、お互いが幸せになるために、必要と思えたら離れる理由はないよね。
初めてMちゃんと会って、僕はMちゃんに惹かれて、Mちゃんにとって必要な存在でありたいと想い、Mちゃんと向き合いたいと思ったよ。
続く。
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