「ナウシカは朝鮮人」スピンオフ企画。部落差別と言論の自由を考える
まえがき
いろいろ考えましたが。この記事でnoteを終わりたいと思います。記事の内容をYouTubeで動画にされてしまい、心身共に疲弊してしまいました。
先の記事でほんの少しだけ被差別地域を動画にしている人の話に触れました。それで、ちょっと真面目にわたくしなりにこのテーマを考えてみたいと思います。わたくしは、そもそも社会構造をマクロ的な視点で調べたり、古代からの歴史を追っていることもあり、この問題にも興味を持っています。
すでに、過去記事で朝鮮人にまつわる壮大なスペクタクル記事を投稿しました。（記事は色々と盛り込みすぎてしまってまだ完成していません。）この記事は朝鮮人にまつわる差別の源流と日本の古代史の闇を徹底的に洗い出す試みでもありました。メディアが絶対に報道できないことも沢山盛り込んでます。
差別の源流について簡単に言うと、実は国家が差別を意図的に作り出しているので、メディアも差別の本当の理由を絶対に報道しない、ということです。本当に恐ろしい事実が沢山あるのです。それで、今回の記事は、言論の自由、という切り口で、過去記事の内容をエッセンスにしながら考えてみたいと思います。
本文
わたしはジョーブログさんという大手ユーチューバーがわりと好きで時々動画を見ています。朝鮮人の記事を書いてみようかな、という気持ちになったのもジョーさんの影響も実は少しあります。実は、ジョーさんは日本人と朝鮮人のハーフなんだそうです。それで、ジョーさんは差別をなくしたい、という想いから被差別地域も動画にしています。（大手ユーチューバーは基本的に嫌いな人が多いので見ませんが、ジョーさんの試みにはちょと興味があって時々動画を見ています。）
そんなジョーさんを追いかけて、被差別地域を動画撮影して差別発言をしている動画投稿者がいます。ジョーさんを追いかけている動画配信者の動画の中で、「この朝鮮部落は下水が整備されてなくウンコを垂れ流していた！」などと差別発言を連発している人がいて本当に吐気がしたことがあります。そのような動画は、導入部分において、歴史的考察のように装ってるので非常に質が悪い。まったく歴史的な考察動画になっていないのです。
言ってる事は事実なんでしょうが、事実の切り取り方（力点の比重）に問題があると思います。ウンコを垂れ流す状況を作ったのはGHQであり日本政府です。具体的にどういうことかと言えば、国籍を不当に取り上げて政策的に被差別に堕とした、という事です。
「平和条約国籍離脱者」というらしいです。自分が恥ずかしい。わたくしも昨年知りました。何の法的根拠もなく、朝鮮人が不当に日本国籍を取り上げられ、在日朝鮮人として被差別に堕とされてしまったのです。とても身近にいる人々が日本政府やGHQのゴキブリ以下の倫理観によって被差別とされたのです。まさか現代において、江戸時代のエタヒニンのような身分制度が意図的に作られてるんなんて思ってなくて、、、自分の不勉強に、自分に対して猛烈に腹が立ちました。本当にです。本当に猛烈に。わたくしは、わりと一般の人よりも何かを知っているつもりになっていて、、、そういう自分の全く根拠のない俗物的な価値観も浮き彫りにされて、猛烈に自分に腹が立ちました。
人間は、常に謙虚に、何かを学ぼうとする姿勢がマジで必要です。
そして、何歳になっても学ぼうとする姿勢のある人を見下さない姿勢も必要です。
それで、わたしは、ジョーさんみたいな人もいることによって、何も知らないくせに俗物的な価値観に浸っていた自分が、何もアクションを取ってないことにももどかしさを感じて、「ナウシカが朝鮮人、ラピュタが朝鮮半島ということがなぜ禁忌なのか」という記事を書きました。「もう、誰も傷つけたくない」、そうナウシカは言ってました。宮崎駿と同時代に生まれたことだけは本当に感謝です。そして村上龍（ドラゴン）にも感謝。多くを学ばせてもらいました。わたくしの心の99％はこのお二人の思想から出来ています。
いわゆる日本人の部落差別もそうです。身分制度を作って支配者が政策的に被差別に堕としたのです。フィレンツェは文化の街なのに、日本では皮革産業の地は部落の街扱いです。こんなふざけた話はないです。各論に入る前に、そもそも論は絶対にやっておくべきです。各論はもちろんあってよい。でも、発信者として、力点の比重には注意が必要だと思います。傷つく人が生まれてしまうからです。人が傷つくことを自分の痛みのよに感じられない人は、結局この社会や国家をどのようにしたいのでしょうか？人間の共同体の存続について、もっとマクロ的な視点から将来像を描いてほしいと思います。「真実バカ」にならないでほしいです。ほんの一部の真実だけを切り取って伝えることは問題だということを知ってほしい。
国家が意図的に被差別を作り出した事例は、過去を振り返ればいくらでもあります。明治政府は荘園制を政策的に温存して農民を奴隷（農奴）のままにしました。被差別にわざと政策的に堕としたのです。それは農奴を兵士の供給源にするためです。男性は兵士に、女性は売春婦に堕としたのです。このようなことを国家が政策としてやっていたことをまるで知らない人々がいます。本当に酷い話です。
朝鮮人の主張を否定するために、従軍慰安婦には日本人もいた！日本人が殆どだった！と言う人がいます。それはそうかもしれません。日本政府がわざと荘園制という奴隷制度を作って農村部の女性をみんな売春婦にしたのですから。海外にも輸出されました。「からゆきさん」です。国家によって女性が売春婦に、男性が兵士にされたのです。このような酷い実態から農本主義が生まれて、そのことが血盟団事件へとつながります。戦前はまともな保守がいたのです（一方で、女性の売春婦化を礼賛した右翼勢力もいました）。東北や北海道で人身売買をしていたシンジケートは戦後に大企業になっています。（この話はさすがにnoteではできません。できない真実の話も沢山あります。）
差別を助長する動画を作成している人々に対しては、そもそも歴史をろくに学んでないのに、なぜ動画配信をしているの？？という疑問が湧きます。
それからメディアに対しては。本当の真実をまるで報道しない偽善者だと思います。部落差別を助長する動画を作成している人を批判しているメディアがありますが、メディアがそもそも真実を伝えていません。在日朝鮮人は不当に国籍をはく奪された、という事実を記事にする勇気がまるでないようです。といいますか、国家とメデャアがグルなのでどうにもなりません。日本は、戦後、アメリカのお目こぼしで生き残った戦犯が作った国なのでもうどうにもなりません。もう完全にヤクザ国家です。ウクライナと変わりません。ゴロツキの国です。
差別動画の投稿問題は、そもそもメディアや国家に問題がある、というのがわたくしの考え。わたくしの記事をパクって動画にしている人はどうかこの真実を動画にしてほしいと思います。これだったら許可します。在日朝鮮人を擁護する動画をアップしてはいかがでしょう。わたくしはネットの生放送でガチでそういう話をしていましたが、滅茶苦茶ネトウヨが集まってきてとても刺激的でした。でもネトウヨが悪いわけじゃないんです。ちゃんと歴史を教えない国家やその走狗であるメディアにこそ問題があります。わたくしはネトウヨをガチで教育する、という試みから配信していて、ごくわずかなネトウヨを目覚めさせることに成功しました。過去、オルテガや西部邁、芥川龍之介が試みた大衆の啓蒙ということを、どうか動画配信者にもやってほしい。わたくしはジョーブログさんにちょっとだけ同じ匂いを感じたので、注目しているのです。
誰も悲しまない方法で被差別部落を動画にしてみろよ、とわたくしは思います。そのテクニックや歴史の知識がないならやるな、です。言論の自由の行使は、人を誰も傷つけないという前提、共同体の平和的存続を前提として行使すべき。そもそも、そのような発想から生まれた思想です。
それから別の視点として。
差別動画を投稿している人とメディアの関係は、プロレスの可能性もあります。この国の両建ての巧妙さは異常。差別動画を投稿している人すら国家による仕込みの可能性があります。別の問題から話をそらすために、デコイとして問題自体が作られる、ということは多々あります。こういう視点はとても大事で、一見、対立軸があるような報道も要注意してみなくてはいけません。最初からプロレス（仕込み）であることも実は多いと思います。
最近問題になっている非正規雇用ですが、もう労働者の4割もいるそうです。完全に国家により奴隷にされている人々です。政策的に奴隷にされているのになぜメディアはほとんど問題にしないのか。技能実習生もです。完全に奴隷です。そもそも大問題なのは、厚生労働政務官が人材業者と癒着していたことです。これは一瞬だけ大きく報道されました。つまり厚労省が非正規奴隷を作っていたのです。とんでもない話です。こんなお役所を信じてワクチンを打ってしまう人がいるのが恐ろしいです。それから、一瞬だけ、法務省が技能実習生の酷い実態を隠蔽していたことも報道されました。記憶にある方もいらっしゃると思います。技能実習生奴隷を作り出していたのは実は法務省。そんなお役所が被差別部落の投稿動画を問題にしてるそうですが、これは何かの漫才でしょうか。そもそも人権問題の所管官庁は法務省なのです。恐ろしいですね。技能実習生奴隷を作り出してるのがそんなお役所なんですから。
つまり、戦前から今日まで、実体として被差別を生み出しているのは国家です。
ごくまれに、一瞬だけまともな報道がなされることがあるのは、メディアの中に体をはったディレクターがいたことが推察されます。ワクチン報道やウクライナ戦争でも一部で体をはったテレビ局の方がいるそうです。でも全体としてメディアは急速に劣化していると思います。そもそも、真実を報道したくてテレビ局に入社した人々が、信念よりも金に屈して従順な巨大資本の走狗になってしまうのか理解できません。信念なさすぎだと思います。ハラキリ文化があった日本人が、容易くハラキリしたがらない民族に堕とされてしまった。論壇においても、西部邁や芥川龍之介のような気合の入った言論人をまるで見かけなくなりました。
最近は、動画投稿サイトもＳＮＳも「真実バカ」が滅茶苦茶増えています。そういう人々は、歴史の真実、ワクチンの真実、戦争の真実、、、とにかく、ありとあらゆる分野でごく一部の真実を伝えようとしています。
例えば、戦争の真実という建前で、やたらと死体画像や地雷にやられて手足の無い人ばかりを取り上げるサイトがあます。本当に酷すぎます。真実という詭弁を弄して、好き勝手やっています。こんなレベルの人間であふれているのが現代社会。現代のネット社会です。こんな情報が金になるのです。
このようなサイトはかつては「アングラ」として存在していました。
最近、この「アングラ」が急に表に出てきて自己主張するようになりました。これがマクロで見た現象だと思います。わたしなりにこの現象を長く観察してきまして、わたくしは、この現象の原因は、ネットの普及と動画投稿サイトの一般化にあると考えています。
つまり、動画投稿がお金になる時代、動画投稿で承認欲求が満たされる時代になり、「アングラ」が表に急浮上してきた、という事です。
これがネット社会の実像だろうと思います。
先の記事でミルトンの「アレオパジティカ」（言論・出版の自由）を取り上げました。ミルトンはクロムウェルの清教徒革命を援護した思想家としても有名です。
言論の自由は既得権を破壊する力があり、庶民の強力な武器であると思います。そもそも、そのような思想から生まれた発想を、部落差別を助長する根拠として振り回す人がいてあまりの無知さに唖然とします。言論の自由という思想は、庶民が権力によって苦しめられないような社会を作るための思想だったんです。その思想が庶民の中で仲たがいを起こすための屁理屈として利用されるのは明らかにおかしいのです。
もう一度いいます。
言論の自由は、国家権力を抑制し、庶民の平和を守ろうという思想です。国家権力が意図的に作り出した被差別部落の人たちへの差別を助長するために言論の自由なんて言葉は絶対に使われるべきじゃないです。差別助長のためにこの思想を使うことは、もう完全におかしいのです。
朝鮮部落も日本の部落も日本という国家が作り出してきたものです。
つまり、被差別をわざわざ生み出したのは国家であり日本を裏から操っているアメリカです。なので、差別を助長する動画を作っている人も、もしかすると、国家の仕込みの可能性がある。これは冗談で言っているのではないです。
戦後、アメリカが日本を統治するためにヤクザを利用してきたことなんて周知の事実でしょう？まさかそんなことも知らないで被差別部落を動画にしてりしているのですか？部落民は乱暴だ、部落利権がある、などと言う人がいますが、そういうものもひっくるめて日本やアメリカが作り出したものです。最近話題のカルトもそうでしょう。あれもわざわざ、日本と朝鮮半島との仲を悪くするための分断のために作られた思想洗脳担当です。最近の騒動は全て仕組まれたプロレスですよ。本当にこの国の民衆は何を見ているのでしょう。
よく聞いてほしい。
朝鮮人と日本人の仲をわざわざ悪くしようとしている人たちがいるのです。それは戦前の大アジア主義に関連しています。孫文くらいは知っているでしょう？戦前はアジアが皆力を合わせて共同して欧米帝国主義に対抗しようとしていた。でも、それが瓦解されてしまい、結局、分断工作によって団結しなように仲を悪くされているのです。
なぜか？
武器が売れるからです。
つまり、部落差別を煽っている人と、差別はダメだ！と言ってる人々はプロレスをしている可能性があるということです。
これから、本当は何が正しいのかがますますわからなくなる時代に突入します。そのあたりについて、これまで経済、哲学、科学、など、多くの視点から語ってきました。
でも、語ったことを、別の人がパクって動画にしてYouTubeに投稿しています。本当にすべてがくだらないです。本当にくだらない時代に生まれてしまったと思います。
早く死にたいです。
これからの時代は地獄です。ハッキリ言って早く死んだ方がいい時代に入ります。みなさんは、科学によって寿命を限りなく延長され、それまで死ぬほど卵を産み続けさせられるニワトリでしかありません。
以上、この記事がわたくしがnoteに投稿する最後の記事です。
もうかなり疲れてしまってこの記事を読み返す力もありません。誤字脱字やらはご容赦ください。
この記事を読んでしまった方。残念ですが、貴方はこの世界の矛盾を知ってしまいました。知ってしまった者の義務として、貴方にはわたくしに続くアクションが求められていますよ（笑）。
この記事をここまで読んでくださった方、本当にありがとう。
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