桜は本当に綺麗ですね。
桜は好きです。桜を見ていていつも思うことを適当に書き連ねます。

私はいつも「武士道」をバカにしていますが武士自体はそんなに悪くないと思っています。武士にはどこか正義を暗に漂わせた雰囲気があります。実直にバカ真面目に生きることは、その本質において決して悪いものではないです。生物は本来、分をわきまえて生態系の秩序に従って生きているわけですからね。でも、人間は脳を発達させ、生体系の秩序を逸脱し始めました。脳の進化は、これは劣化です。だから、頭が悪いこと自体は決して悪い事ではないです。でも、頭の良い外国人と同じ土俵で戦っているので、頭が悪いことがデメリットになっています。バカ真面目さが悪用されるようになったんです。

武士という観念が国家主義と意図的に結びつけられたのが今日使われる武士道です。侍ジャパンも似たようなものです。新渡戸稲造は外国人から日本の宗教を尋ねられてなぜ神道と答えずに武士道と答えたのでしょう。若い頃に「武士道」を読んでそれが不思議でした。あまりにも内容が薄い本だったからです。でも、その後に「神道」が朝鮮由来だと知って理解できました。本来の朝鮮由来の神道だと国家主義と結びつけられないんですよね。本来の神道はプロパガンダとして使えないんです。だから新宗教である「国家神道」が作られました。

幕末に英の外交官だったアーネスト・サトウは卓越した洞察力で日本人の「服従の習慣」を見出し、その後に武士道と国家主義が結び付けられてゆくことになりました。彼は日本の本来の「神道」も調べまくりました。とにかく、当時外国から来た外交官や学者は国家主義と結びつけられる日本人の精神性を調べまくっていたように感じます。戦争させるためです。当時の英は仲介貿易の権益を守りながらロシアを抑え込むために、日本を対ロシア南下政策の盾としなければならなかったんです。それで、朝鮮由来の神道は国家主義と結びつけるには適当ではないということになったのではないでしょうか。(でも、一方で日鮮同祖論には結びつけるという矛盾することをしました)。

戦後、ウクライナでは過激な民族主義が国家主義と結びつけられて、現在アメリカに戦争させられてます。民族主義は日本の武士道と似たようなものです。民族というアイデンティティを持つことはある意味で正義だしそれ自体悪いことはないと思いますが、それが意図的に国家主義と結びつけられてるんです。これをやって当て馬にするのはいつも英米です。サウジアラビアはさすがにそれに気が付いてイランと国交を回復してしまいました。アメリカによって当て馬にされてイランと喧嘩させられてるだけだと気が付いたのです。

ウクライナの民族主義と日本の武士道精神は共通しています。世界史を勉強した方なら知ってると思いますが、どちらの国も地政学的に対ロシア南下政策の砦です。だから私は「侍ジャパン」という詭弁ワードにドキッとします。テレビを捨てたので最近このワードが飛び込んでくることはかなり減りました。みなさんはもう捨てましたか?あんなの見てると頭のおかしな民族主義者にしかならないですよ。結局、メディアを通じて宗教や精神性が為政者に巧みに利用されて、最後には当て馬にされるんです。私は当て馬にされるのは嫌です。バカみたいにバンザイ突撃なんてしたくないです。私の主張を大袈裟だと感じる方は注意した方がいいですよ。くだらないプロパガンダに影響される人は山ほどいるんです。いざとなったらそういうアホな大衆に巻き込まれてあなたも戦地に行かなくてはいけなくなるんです。

国家主義って何でしょうね。
そもそも国家とは何でしょうか?
社会をどう捉えるかべきかは、ホッブスやルソーから勉強するのがよいと思います。社会契約という概念を知ることは重要です(これも詭弁ワードなんですが、概念自体は重要です)。日本人には社会という概念がまるでない人がうじゃうじゃいます。バカみたいに暗記勉強はしてるのに肝心な論点が分かってない人だらけです。肝心なことをぼやかすために暗記勉強をさせるんでしょうね。それでほとんどの人が民主主義のことをまるで理解できていません。だから逆に民主主義が国民洗脳のツールとして機能しまくっています。このイデオロギーは成立当初から詭弁ですからね。

国家が何かって簡単に言うと、無償で兵士を手に入れるための装置です。だからこれに天皇制も利用される。前から言ってますが、明治期に神事と天皇制を強力に結び付けて国家神道をでっち上げたのは、国民をタダで兵士として利用したかったからです。そのために農村部で荘園制を温存したんです。兵士の供給源にするためです。女性はからゆきさんという売春婦にされました。これを国家も黙認して国粋主義者は礼賛したんですよ。売春婦を外貨を稼いでくれる武士だと煽ったんです。売春婦輸出を国を挙げて礼賛してたんです。
国民国家成立までは、兵士はみんな傭兵だったんです。でも、愛国心を醸成することで人間が簡単にタダで死んでくれることに為政者が気が付いたんです。

私は国民を幸せにするのが国家だし民主主義だと思っています。国民を不幸にする装置でしかないなら意味が無いし、とっとと日本から出て行った方が良いと思います。民主主義はそもそも国民の家畜化のツールとして生まれたものですから、これを無自覚に盲信してるだけだと絶対に家畜化するんです。日本では今こういう装置があからさまに国民を奴隷化することに使われています。放射能汚染水を垂れ流しながら、また原発を再稼働させようとしてますが、完全に頭の逝ってるキチガイの国です。そう思わない人は頭が逝ってる糞バカだと思いますよ。原発ってそもそも巨大な地雷なんです。防共の盾にするために巨大な地雷を日本中にばらまいたんですよ。それで、朝鮮人とは意図的に仲互いさせられて武器も山ほど買わされてます。

一方で食料の自給率は40%もない。それで今何が起きているかと言うと、円安で輸出したほうが儲かるから、日本の牛や卵、リンゴなどがどんどん輸出されてる。生活苦に陥ってる人が山ほどいるのに、高級品として輸出されてるんです。それで、日本人が食べてるのは輸入された成長ホルモン牛や抗生物質と防腐剤にまみれた輸入魚や果物類、それから酷いのは遺伝子組み換えされたコーン。そのコーンからあらゆる加工品が作られるんです。日本のものは高級品として輸出されて家畜の飼料みたいなものを食べさせられてるんです。コーンスターチからは本当にあらゆるものが作れるんです。身近にある加工品の殆どがこれから作られてます。日本人は文字通り家畜なんですよ。コオロギでバカ騒ぎする前に日頃何を食べさせられているかをもうちょっと知りましょうよ。頓珍漢過ぎると思います。

問題があるのは円安政策を行ってる日銀であり国家です。それから問題に気が付かない国民。日銀がやってることは完全に売国政策なんですけど、これをほとんどの人は理解できない。今の株価なんて完全に官製の偽装相場です。30兆以上もぶっこんで株価を維持しているんです。それから円安で輸出企業が儲かるっていうのは嘘です。あれは外貨換算した見かけ上の利益が出てるだけです。企業は利益を全て外貨から円に換えるわけではないんです。海外に展開しているグローバル企業ほどそうなんですよ。今は完全に日本がプランテーションになってるんです。日本人はバナナやコーヒー豆を作ってる奴隷と変わらないです。放射能汚染されたプランテーション国家です。こんな国終わってます。

おわり



ご参考

社会契約について