『トゥルーマン・ショー』感想

アマプラでレンタルして『トゥルーマン・ショー』を視聴しました。軽くネタバレなどあるので、ここから先は読みたい方だけどうぞ!

『トゥルーマン・ショー』字幕版

【あらすじ】
トゥルーマンは保険会社の平凡なセールスマン。しかし彼は自分の生活が少し変だと思い始めた。もし自分の人生が、実は“演出された作りもの“だったら...?


この作品の中において、『トゥルーマン・ショー』は24時間絶え間なく世界中で放送されています。主人公トゥルーマンの生まれた瞬間から現在まで、5000個のカメラで人生を撮られて晒され続けています。

トゥルーマンの親友・マーロンも妻・メリルもただの役者で、街の人達はエキストラ、住む島はただのセット、何も知らないのは本人だけ。真実を知ったら絶望でしかない、、(笑)

私自身も『トゥルーマン・ショー』を観ている1人として、主人公に同情したり応援したりしながら最後まで楽しく観ていました。レビューとかを拝見していると低評価も少なからずあるのですが、私は長いと感じることもなく(映画や漫画が長いと思うのは大概面白くない時)、観てよかったと思う作品の1つです。

中盤、制作サイドのミスが重なり、トゥルーマンは自分が置かれている状況に違和感を感じ始めます。トゥルーマンが周囲に違和感を覚えてからは、イレギュラーな事態がたくさん起きて、最後まで飽きずに観ることができました。『カメラを止めるな』を観た時の感覚をなんとなく思い出しました。

終盤、「全部作り物?」と聞くトゥルーマンに、「君は本物だ」と返すクリストフとのやりとりがよかったです。そして最後、トゥルーマンがいつもの口癖を言いながら、舞台(セットの島)から現実の世界へと立ち去るシーンがとても心に残りました。これはおそらく自分の中に一生残る名シーン!

自分の生きる世界が虚構だとしたら?と感じることは、私自身よくあるので、この作品の設定を聞いた瞬間「めちゃくちゃ観たい!」と思いました。これがいわゆる企画力であり、自分の描く漫画に足りないものだと痛感しました、、!
引き続きインプットして、いいアウトプットに繋がればなと思います。

この記事を見てくださった方、これだけは観た方がいいという映画や漫画があれば、是非是非オススメしていただきたいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?