すごく怖くなる日

いつも心に不安定な爆弾を抱えて生きているが、今日はそれがドカンとなる日だった。
七月七日、七夕の日。
ケチな私は浅野いにお先生の描いた『おやすみプンプン』という漫画が一時的に無料公開されるという話を聞き、深夜から早朝まで全147話を読み切った。
「すごい物を見れた」という漫画に対しての感想だったが、それは背中を照らす太陽を見て見ぬふりをする手段であり、漫画への熱は少し下火になっていった
それからTwitterを見てずっっっっとだらだら過ごし、急にこんな思いに包まれた
「あ、私って存在する価値無いな」
正直こう思うのはよくあることで、無い方が少なかったが、それでもこの現象には慣れることは無い。
今日はいつも以上に自己否定の思いが強かったのか、
「お前を求めているやつなどいない」
「その辺の樹海で自殺してろ」
「お前の母親は”母親”だから不登校のお前に手を貸しているだけで一人の人間としてはお前の事を嫌っているんだよ」
等々、割と書ききれない量の誹謗中傷と私にしては良い方の文才力が出てくる。
いつもは8時になったテレビ番組の『ラヴィット!』を見て元気を出すのだが、滅茶苦茶に傷心中の私にはどうも笑えるところで笑うことができないというのがすごく虚しく、いったん落ち着くまで視聴をやめてしまう。
傷心中、自殺をしてやろうかという思いが脳を駆け巡ったけれど、『中学生年間自殺人数』に+1をするのが何だか癪でその思いは簡単に消え去った。

こんなにいつ爆発するかわからない爆弾を心に持っているのが怖くて、私が自覚してないだけでこの爆弾よりももっともっと大きくてダメなものを持っていたらどうしよう、錯乱して大声で叫んだりしたらどうしよう、そんな小さな可能性に怯えて今日も生きている。

いつか私のこの精神状態が回復しているのを祈る。



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