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小さい頃、魔女が好きだった

子供の頃から本が好きで、魔女の出てくる本を特に好んで読んでいた。なぜか家に魔女の本は多かった。田舎なので本屋や図書館は近くにないから、自分では選べない。基本、母が買ってきて家に置いてくれていたと思うのだが、私が魔女系好きそうだと気づいて選んでくれていたのかな。
なお私はかなり長い間、魔女になれると信じていた種類の女の子だったのだ。

【魔女の宅急便】


1回/年 ペースで読んでいた。
内容は暗記していたので自分の脳内でアニメ化して楽しんでいた。好きなお話はだいたいこのようになっていた。そして空想の世界に飛んでいく。
ジブリ※で映画化されることになった時、子供ながら「あー絶対イメージと違うんだろうな」と予想してて、実際映画館で観てまあこれはこれで良かったのだけれど・・。
今まで読んでいた角野栄子さんのお話とは別ものとして考える事にしたんだった。

※当時は宮崎駿さんという認識だけでジブリというキーワードは知らない


【魔女集会通り26番地】

1回/年 ペースでよく読んでこちらも内容を暗記できるほどだった。大人になって「魔女と暮らせば」として徳間書店から出版されたが、もちろん最初は翻訳になじめない。しかし他のクレストマンシーシリーズを見つけられて、全部素晴らしくてやっぱり再び出会えたのは幸せだった。

【にげだした魔女のほうき】

.大好きだった。ほうきのじいさんとか猫のブルータスとか、キャラがホントにいい!
ブルータス、硬派なのに、「できれば猫同士でゆう子と会いたかった」なんてって告白したりしてもう!
じいさんは「お前もか、ブルータス!」って魔女を裏切って逃げてきたときのセリフ最高。たまにかっこつけるんだよね。
最後はちょっと切ない。

【魔女になりたいわたし】

魔女は出てこないんだけど、面白かった。気になる女の子のお母さんの再婚相手に嫌がらせしてしまうとことか、子供らしさ全開だけどリアルな子供の気持ちってこんな感じなんだよね。


【西の魔女が死んだ】

番外編
誰もが知る名作だが読んだのは大人になってから。これもすごく好き。
もし小さい時読んでいたら、魔女修行はこの内容を参考にして真面目にやってたかもしれない。


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