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ベルばらに魅せられて!【今なぜレトロ!昭和ブームなのか?合理性を求め過ぎる人生は味気ないのでは?】

健康が第一だと痛感した私ですが、体調がよくなると勝手なものでまた不規則な生活に!夜更かしが慣れっこだったので、どうしても規則正しい生活って難しい~ですね。でも改善していこうと思っています。キキのためにも元気でいたいですから!!!

最近、ライティングのお仕事を通じても生き急いでいる人が多いな~って感じます。ビジネスなのですから、ある程度の制約があるのは仕方がないことですが、合理性を求め過ぎているのでは?と思います。

合理性とは理屈や道理に合っているかどうかを指す言葉で、また無駄がなく効率のよいことを指す言葉でもあります。今の若者は物事を合理的に考える人が多く、かつての派手婚が地味婚になっているのも、若者の合理的な考えから来ているといわれています。

無駄を省いて効率よく物事を進めるのはよいことのように思われますが、考えようによっては、面白みがない味気ないもののように感じます。今! かつて流行った「写ルンです」が人気を集めているのをご存じでしょうか?写ルンですは、富士フィルムが発売したレンズ付きフィルムカメラのことで、当時は話題になって幅広いシーンで活躍しました。

今の時代はスマホで簡単に写真が撮れる便利な時代ですが、なぜ「写ルンです」が人気なのでしょうか?それは「便利さに飽きた!」ということもあるかもしれません。ビジネスにおいても、技術の進歩で機械化され、AIも活用されています。でも何か温かさが感じられないのではないでしょうか?

レトロブームや昭和ブームが起こっているのも、年配者が当時を懐かしんいるのではなくて、若者によるブームであるところが注目すべき点です。成人式に母親の着物をリメイクし、「ママ振袖」といって好んで着用しているのもレトロブームそのものです。

日本ブームでもある今の時代は、外国人観光客によってもたらされている面もあります。日本の伝統工芸品を好む彼らはお土産として購入し、着物は着るのではなくテーブルクロスにしたり、ディスプレイしたりして楽しみます。日本の文化に憧れている外国人は多く、インバウンド効果を生んでいる要因でもあるでしょう。

流行というのは繰り返され、特にファッションは代表的なもので、親や祖父母の時代に流行ったものが、今のトレンドになったりしています。大正ロマンやモダンもそうですね!まさに歴史は繰り返すです。

便利な時代に生きているのに、あえてアナログの時代に憧れるのは、今の時代にないものを求めているのかもしれません。今の時代にないものというより、自分で作り出すという楽しみを求めていると言ってもいいかもしれません。

皆が合理的に物事を考え物事を行うことは、やはり面白みがない殺伐としたもののように思えます。同じように学んでも同じように知識が得られ活かせるかといえばそうではありません。学びの中で自分に合っているものを見つけ出すことが大事だと思います。

昔友人が、祖母が頑固でイライラすると言っていましたが、合理的に進めようとする孫と、じっくり事を進めようとする祖母との戦いだった気がします。「こっちのほうが絶対早いのに!」と言っていた友人も、最後は祖母に根負けしたようでした。「先人の知恵」には学ぶべきものがたくさんあるような気がします。








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