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乳がん日記

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乳がんの話をまとめています。
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2024年4月の記事一覧

ホルモン療法のホットフラッシュ対策

先日、病院で主治医に聞いてみた。 「ホルモン療法の副作用のこのホットフラッシュ、もしかしてずっと続くんですか?」と。 1日に何度もブワッと暑くなって、かと思ったら急におさまるし、上着を脱いだり着たりと忙しい。 以前ネットで調べたところ、ホットフラッシュは数ヶ月で落ち着くという記述を見かけたので甘く見ていた。 しかし他の方々の体験談を読んでいくに連れ、ずっと続くような気が薄々してきたのだ。 主治医の答えはやはりYESだった。 「10年飲むとしたら、10年ずっと?」 「

この件めっちゃ引っ張るけど、TS-1をやめることが確定した

↑これらの記事でTS-1(飲む抗がん剤)をやめた宣言はしていたが、本日病院に行き、主治医と話し合って正式にやめることが決定した。 診察室に入って主治医に「こんにちは」と挨拶をするや否や、私は「やっぱり飲めませんでした」と伝えた。 すると主治医はしょっぱそうな顔をして「あーやっぱりそうですかー」と言った。 泣きながらTS-1を飲んでいたことを伝えたら、めっちゃ同情された。 そして色素沈着がつらいことを伝えると、「そうですよねぇ。ごめんなさい」となぜか謝られた。 そして背後に

TS-1をやめてQOLが爆上がり

↑こちらに書いた通り、私はわずか2クール目にしてTS-1(飲む抗がん剤)に音を上げギブアップした。 全くやらないでいたより、やってみてダメだったからスッキリした。 全くやらないでいたら、いつまでも「やっぱりやったほうが良かったかも」とウジウジしてしまった可能性がある。 2クール目の途中までしかやらなかったとは言え、やらなかったよりはやった分だけの効果はあるかもしれないし。 ないかもしれないけど、あったと思うことにしよう。 TS-1を飲むのをやめてから3日後、それまでずっ

TS-1(飲む抗がん剤)をやめる件

↑この2つの記事を見ても最初からずっとTS-1に後ろ向きだったことが分かるが、わずか2クール目にしてTS-1をやめることにした。 1年どころか1ヶ月でギブアップである。 理由はシンプルに副作用がつらいから。 一般的には点滴の抗がん剤より軽いと言われているが、私にとってはよっぽどつらかった。 とにかくずっと、うっすら気持ち悪い。 強い吐き気ではないが、軽い車酔いぐらいの感じがずっと続く。 それに伴って食欲が激減。 なぜか健康的な食事ほど受け付けず、不健康なファストフード系や

乳がんの検査〜入院・手術の治療費

前回、抗がん剤の治療をまとめてみた。 今回は乳がんの検査から入院と手術に関わる治療費をまとめてみた。 ちなみに私の自己負担額は3割である。 また、その人それぞれ加入している健康保険組合に応じた高額療養費や付加金といった制度があるはずなので、それを踏まえた上でご参考にしていただきたい。 ①手術前の検査:43,930円 <内訳> 自分でしこりを見つけて病院へ。触診と超音波検査 1,960円 マンモグラフィと針生検 7,800円 針生検の結果報告、手術の説明、心電図や血液

抗がん剤の治療費をまとめてみた

先日、コメントにて抗がん剤の治療費についてのご質問をいただいた。 確かに私も抗がん剤治療を始める際、実際にどのくらい掛かるものなのか調べてみたのだが、具体的な金額の情報は得られなかった。 使用する薬剤の種類も量も人によって違うし、自己負担額も違うと思うので一概には言えないのだろう。 だからこれはあくまで「私の」「乳がんの」「術後補助化学療法」に掛かった金額ということになるが、ザックリと掛かった費用を記すので、少しでも参考になれば幸いである。 ちなみに私の自己負担額は3割であ

乳がん再発予防のため、運動教室に通い始めた

私がこの世で何よりも忌み嫌っているもの、それは運動である。 小中高の12年間、時間割に体育がある日は前日から怯えていた。 人一倍体力がなく、ちょっと走るだけですぐに息が切れてバテるし、ボールは怖くて逃げることしかできないし、とにかく運動神経が悪すぎて何をやってもビリ。 大人になってからも運動嫌いは変わらず、健康やダイエットのために簡単な宅トレを始めてもまともに続かない。 ヨガマットとか、筋膜ローラーとか、そういったものを買ってはタンスの肥やしになる。 踏み台昇降の台は、今