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ジ ワン 三話 ダンジョン一階層攻略
初めて町を体験している。
単純に一つ一つの建物がデカい。
町の外を囲んでいる壁はデカいなんてもんじゃない。
それに驚いたのが畑と牧畜だ。
町の中にそれを行う余裕がある。
ハッキリ言って町の外に出なくても全く問題なく生活できるだろう。
外の魔物の事を考えると、快適そのものだ。
快適な生活をするにはお金がいるらしい。
お金。
使ったことないな。
爺に聞いて存在
ジ ワン 二話 町へ
はじめてその夢を見たのはいつ頃からだろう。
見た事の無い部屋にいる。
どこかの風景をそのまま切り取ったかのような小さな絵がある。
それを筆のような物で、大きな白い物に書き写している。
小さな絵を白黒にして、そのまま大きくしたような絵が出来る。
書いている絵は違うが、何度も似た夢を見た。
何度目かの夢で、手に持っているのは鉛筆で、白いのは画用紙という物だとわかった。
風
ジ ワン 一話 消滅
中学受験を控えた冬休み。
妹の美月が女友達を連れてきた。
勉強の休憩がてら、一緒に遊ばないかという事だった。
息抜きに丁度良いかと思った僕は遊ぶ事にした。
美月が連れてきたのは、目元まで前髪を伸ばした、うつむきがちの、控え目で声の小さい、そんな女の子だった。
三人でボードゲームをする事になった。
美月と女の子は会話があるが、僕と女の子は美月を介して話す。
何故か緊張感
ジ ワン あらすじ ~ファースト・ドローイング~異世界と現実世界を行き来して推理と勘で試練を乗り越え真の幸せを手に入れるまで
主人公、黒戸 零維世は、奇妙な店に迷い込む。
その店で本を開いてしまう。
一方、魔物はびこる異世界で、もう一人の主人公、クリアは山から町に出る決心をする。町に着いたクリアは、ダンジョン攻略の手伝いをする「ダンジョン案内人」を目指す。
「ダンジョン案内人」として一人前に成ったクリアは、自分がよく見る夢が黒戸零維世の人生であると気づき、現実世界に帰る方法を探そうとする。
クリアは現実世界に帰る方