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第二 『真実』は,いつ,どうして,『事実🟰非真実』にすり替えられたのか?(パレスチナ問題)1論点整理(イスラエル国について)⑸ ユダヤ帰郷運動の原点・反ユダヤ主義とはの4回目


⭐️反ユダヤ主義とは? そのまとめと 次節•イスラエルの地に帰らぬユダヤ人の序章および最終章・ユダヤ人の定義の序章⭐️

これまで見てきたように,
⑴ イスラエル建国の原因は,
 19世紀後半にヨーロッパで巻き起こった反ユダヤ主義に起因すること
⑵反ユダヤ主義とは?
 anti-semitism が正しい記載で,要はキリスト教各国の保守化誘導であったこと
 ※イメージ❺参照
⑶イルミナティによる偽計を意味し,
 具体的には,英蘭戦争以降劣勢のオランダ陣営背後資本であるイルミナティが,イギリス資本ネットワークであるロスチャイルドの利権切り崩しのために仕込んだこと

もちろんユダヤ人は犠牲者なのだが,その本質として,
(ターゲットになっているのは偽ユダヤであるという真実)

そもそも,資本🟰資産となる現金または土地を貸して,他者を使役して利益を生んではいけない←これがヤハウエの教え(※イメージ・教義・口伝)である。

これを破れば破門すると,はっきりそう告知を受けているのがユダヤ人だ。
※イメージ❷教義・北イスラエル王国はその遺跡にバアルの紋章を確認されていて,ユダヤ教を捨て去り,ミトラ教に改宗している事はほぼ間違いない。

キリスト教各国の資本として存立しているユダヤ資本は,
(キリスト教上の禁止行為だから,ユダヤ教徒としてそれを行うというだけ)なので,※イメージ❺❻つまりキリスト教・イスラム教の両圏内にて,キリスト教・イスラム教の違法行為を行う事をユダヤ人と呼んでるだけで,犯罪者という意味しかないものがユダヤの語彙。

いくら「タルムードを教典としてる」とか,そんな適当な事を理由にしようと,
※イメージ❹教義タルムードの項,タルムードとはバビロンの捕囚にて❸南ユダ王国が滅んで後,バビロンが捕虜となったユダヤ人から口伝以外は禁止とされているものを聞き取り書き写したもの,要するに原理に照らして無効。

はっきり言う。ユダヤ教徒としては,これらは立地し得ないということ。

と,言うわけで,,,最終章に特集としているのだが,これを説明せず先に進めないと判断して(イメージ)を見ていただきたい。

非常に乱暴にまとめているので,細かい事を言えば,アレコレツッコミどころはあろうけれども,まあまあざっくり,ユダヤ人と自称・他称している者はこのくらい有ると言う事。

研究者の中には,
 十戒の石板の中身をアッシリアが侵略した当時の民衆に指導した法度との類似性を指摘して,ヤハウエとされている者とはアッシリア侵攻軍のことだと主張する者もあるわけだが,
 少なくとも北イスラエル王国は,自国の存立のためには,カナンの地に昔から根付いているミトラ教との習合を避けることなく,一神教を主張したのでは存続できなかったことだけは間違いないだろう。

 翻って,南ユダ王国にはミトラ教の紋章を確認する遺跡が無いので,北イスラエル王国のように断定はできないが,常識的に,南ユダ王国が一神教を教義に当時存立し得たかと考えると,あり得ないという方が優っているように思われる。

そもそも鍵穴の紋章として,ユダヤのシンボルとされるマナの壺だが,これが遺跡として残留しているのは日本全土とわずか朝鮮半島の南端のみである。
 皆もよく知る前方後円墳こそ,ユダヤと認識できる最も正確な遺跡なのだ。

さらに,(失われた聖なる棺)の製造方法について,2本のアカシアを台座に使用し,その上にハツ型の屋根を装着して,各角には蕨手を配するなど,このような仕様の個体は,世界中で日本神社の神輿しかない。

 マナの壺・失われたアーク,こう来れば,アロンの杖・十戒の石板 これはどうなるのかということになるが,

 アロンの杖に相当するのは草薙の剣で,
言葉通り,刄で人を斬るのではなく,周辺に爆風を発生させて敵を誅殺する同じ性能を有しており,

 石板に相当する勾玉とは,
2つの分離体を1つに合わせて,魂の拠り所,すなわち善悪を判断するわけだが,
モーセは下山の途中で転び,石板は2つに折れてしまって,十戒は,読もうと思えば2つの分離体を1つに合わせねば読めない。

モーセがヤハウエより受け取ったという宝物の具体的伝承媒体は,失われたアーク🟰神輿・アロンの杖🟰草薙の剣・ナマの壺🟰前方後円墳および八咫の鏡・十戒の石板🟰勾玉の,4つ全てが日本の伝承文化には存在するが,日本以外には,4つ揃わずとも,ただの一つの伝承文化としてすら,その存在を確認し得ないのだが,,,

もう一発かましとけば,
 八咫烏🟰天狗が,羊の皮に書かれた記載文を巻物にして保有し,それに倣うことで,善悪の基準を(目を閉じて母を思い・その行為の善悪を悟る)という日本人の魂を構築したアンチョコとは,その名も(トラの巻物)と呼ぶが,これが(トーラー)を意味しないなら,いったい何を意味するのだろうか?


そうは言っても,
それが偽ユダヤであっても,
19世紀後半に,(ユダヤ人と名を付けられた犠牲者)が存在した事は真実なのである。
 その問題を解決するための努力は必要であって,
当事者のユダヤ人とされる者が,ユダヤの濡れ衣を着たまま,ユダヤ人としての生きていく上での正当性を捏造したとて,そこには情状酌量の余地は見出せる。

問題は,
 そのとき仕方なかった嘘 これが,利権としてその後に成長・増殖していないかということなのだ。

筆者は,ここまで,
 パレスチナが,イギリスの3枚舌外交によって騙され,
イギリスの約束したフサインマクマホン密約に謳われたアラブ人利権
 これを抵抗活動の正当な理由に掲げる以上,
(パレスチナにその正当性は無い)との主張を行ってきた。

同様に,
 キリスト教圏にて,キリスト教国が教義と社会の仕組みとの歪みに窮し,
キリスト教教会の誤りを認めず, 
 (教義上は犯罪なんだけど社会に必要だから行ったら良い)との,
行政府の手抜き・法律家/高僧/貴族の怠慢によって,すきま産業として発展したものをユダヤと呼び,
 さらに行政府の汚職の責任をユダヤに負わせて,その殺害まで許認可した事実は,到底看過し得るものではないけれども,
 それの正当性を,自分たちと無関係の,そこがアラブと呼ばれる以前にユダヤと呼ばれた人々が神々に与えられたという話を持ち出したとて,

これは,
 パレスチナが債権者として(立地し得ぬものを原状回復請求している)のと同じである。

 それを言うなら,現在のイスラエル政府には,ヤハウエがカナンの地を約束していようとも,(資本活動を行えば破門であると告知を受けていながら資本活動している自分たち)が,その正当な債権者たる資質としてあるわけないんだから,当然,原状回復請求権は無い。

ヤハウエは,
 無条件にカナンの地をユダヤ人の物と認めるなど言っていない。
(注釈)それ以前に,
 そもそもヤハウエは,自分で自分のことを「神」とは言っていない。
 「主」とは言っていて,その形態を現す表現として(私🟰存て在るもの)が,
 貴方を奴隷の世界から導き出した。
 ↑このように語っていて,
導き出される元🟰エジプトという地政的なものとは関係ないように思われる。
 モーセらを軛いていたものとは🟰自分自身の心
だから,
(自分が自分で在るために)そう思うこと🟰奴隷根性を捨て去ること🟰心に神を持つと云うことだ
そうとしか読めないわけだが,,,

まあいいわ(本題)
カナンの地をユダヤ人の物と認めるその条件の一つとして,
 (金銭・土地を転貸しして複利を享受してはならない🟰資本活動の禁止)
 違反しておれば,当然だが,カナンの地を領有する権利も失われている。

この辺りは,筆者の立場は,
 東京裁判でA級被告全員に無罪を判決したパール判事と同じだ。

パール判事は,A級被告に死刑に相当する犯罪事実を無しとは認識していない。
 しかし検察の有罪判断請求とは,平和に対する罪という,対象行為期日に対して,立法を遡及することで成立しているので,
 おそらく,その他の理由で死刑相当の罪は有るだろうけれども,
 検察の判断請求に対しては,これを棄却するしかないというものであった。

ユダヤ人は,
 旧クドゥス自治区に建国して差し支えのない金銭の提供も,周辺住民への労働環境整備も,それを怠りなく履行してきたのだから,その手順に従って正当性を主張すれば良いのだ。

●ヤハウエと約束してんだよ。
●ヤハウエが付けた(資本活動をするな)って条件は守ってないけど。
 ↑これが判断請求事由であれば,当たり前だが,請求棄却せざるを得ない。


しかし,イスラエルを建国しようとした国際シオニスト会議に籍を置かないユダヤ人たちは,
 ちゃんとその土地をオスマン帝国から金で買って,
 そこに住むシリアの人々にはそれ相応の厚遇をもって使役契約を締結し,それを履行していたわけである。

 オスマン領内の資本はキリスト教圏と同じで,こちらも教義上は問題があるので,資本活動をユダヤと呼ぶというのは,その整合性はやはり無いけれども,ユダヤ人の特権がイスラム圏動乱の主因にならなかった。

 オスマン圏では,
 外には,
 主にサウジアラビア(サウード家)・アッバース派というイスラム原理主義が,オスマン流のなんでもOK流儀に優って,そこにイギリスの親サウジ外交と相まって,
 内には,
 主にイェニチェリというキリスト教からの改宗公務員の層が,エルサレムを中心に貴族化(フサイニー家など)し,その悪政改善を模索しようとする勢力として,マッツィーニ党であるシンボルとして『青年』と名のつく革命行動・青年トルコによる政変が起こって,日本でも百見される野党共闘🟰内ゲバ状態に政治状態が陥り自滅してしまった。

 そのため,イスラム圏では,キリスト教圏とは正反対に,ユダヤ人が平和裡に構築し,ヤハウエがどうのこうの無関係の,法的な商取引においてのユダヤ人コミュニティの拡大という事業は,その基盤であるオスマンの方が維持不能に陥ったというだけなのだ。


本日のまとめ

反ユダヤ主義とは,
①(偽ユダヤに対するキリスト教国家の保守化を元凶にしている)
②(対象ユダヤ人被害者とは,キリスト教の禁止行為を生業にしているというだけなので,偽ユダヤとしか言えない)
③(それをユダヤと定義したのはキリスト教側で,ユダヤ人側が成りすましたわけではない)
④(この,真ユダヤと全く関係の無い偽ユダヤ救済と称して,神が,真ユダヤに約束した領域の付与を解決策としたものがZionismである)
⑤(神は,真ユダヤに対して10の掟を言い渡し,違えれば破門されるため,資金・土地を転貸しして複利を享受すれば,その者に『約束の地』は与えられない)



次回は,このまま『クドゥス自治区』と呼ばれたオスマン帝国内ユダヤ人自治区に,帰還と称する移住を選択しない偽ユダヤの人々についての継続。






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