親切なゲームを作りたい
私は基本的にいじわるなゲームより親切なゲームを作ることを心がけてるんですが、すぐいじわるなゲームになってしまうんですよね。
たとえば、こちらのゲーム。
カッパくんの持ち物を自分で決めないといけない仕様になってるんですが「全部持って行けば大丈夫でしょ!」が通じないんです。いじわるですよね。
必要な物を考えて鞄に入れる力が身につくようにと思って作ったのですが、いじわるになってしまいました。
こちらもつくったのですが…
ジャンプすると天井に頭をぶつけてすぐ落ちてきちゃういじわるなしくみに…。
それに緩和するために2回ジャンプにしました。それでも難しいけど…
そんな感じで何故かゲームを作っているとだんだんいじわるなしくみになってしまうんですよね。何故でしょうか?
きっと、頭のどこかで「簡単すぎるとつまらないゲームになる」と思っているからなんでしょう。
でも、難しい=面白いわけではないですよね。
難しいほど面白いと思う人もいるかもしれませんが、少なくとも私は「ルールが分かりやすく、ほどよく難しい」ゲームが好きです。
例えばこの「もものきせかえクイズ」は、子供が晴れなのに「長靴履きたい〜!」と言ってお母さんを困らせていたり「見てみて〜!」と夏なのにジャケットを着てきたのを見て、服装について考えるきっかけになったらいいなと思って作ったワークです。
ひっかけ問題ではないのでとっても簡単になっていますが、サクッと気軽にできるし、服を変えるだけで楽しい人も多いですよね。
私はミッフィーの着せ替え絵本とか好きでした。
この「こたつニャンコ」なんて、ただこたつに入ってるネコと戯れるだけのワークです。
何を考えて作ったのかは忘れてしまいましたが、きっとノリと勢いですね。
この「いくらをプチプチするゲーム」は音を楽しむだけのワークです。
いくらを潰しても実際はプチプチしないだろうけど「梱包用のプチプチはイラストにすると地味だし、カラフルなのがいいな〜!」と考えて思いついたのが「いくら」でした。
音が出るってそれだけで楽しいですよね♪
こんな風にルールは分かりやすく、やることは簡単で難しい事は何もないけど、わくわくしたり癒やされたり面白かったりする…そんなゲームを作りたいんですよね。
しかけ絵本みたいなゲーム…といえばわかりやすいでしょうか。
でも数を作るほど、初心を忘れて難しいゲームを作ったりしてしまいます😓
ゲームの概念を一回忘れて、身の回りの小さなわくわくを思い出しながらミニゲームを作っていきたいですね。
自分が作って難しいけど楽しいワークが出来たなぁと思ったのはこのワークぐらいでしょうか。
自画自賛して「これは楽しいし、作るの楽だからみんなきっとマネするぞ〜!」と思ったのに誰にもマネされなくて、ちょっとへこんだ作品でもあります(笑)
良かったら遊んでみてくださいね✨
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