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読書は心の栄養

読書のお正月を過ごそうと思いつつ色々なことに気が向いてしまっていた。
本を読むには集中力と体力がいる。とわかったのは
体調を崩してそれができない時期があったから。
また本を読む楽しさが戻ってきた。うれしい。

宮部みゆきさんの
「よって件のごとし」「青瓜不動」読了!
宮部さんの小説は読むたび、心が、こう、ぎゅっと
締め付けられるような苦しさを感じる。
必ず「はっ」とするような言葉に出会える。

いつも前に兄さんたちがおるから、世間の荒波を
まともに受けずに大人になってしまうかもしれん
青瓜不動 宮部みゆき著より

私も母から似たようなことを言われたことがある。
まだまだ子どものままだと言われているようで素直に受け取れず、ただただ「ムッ」としただけだった。
私なりにその「世間の荒波」を受けた(受けたと思っている)今は素直に受け取れる。

私が食べたものが自分の知らない間に私の栄養になっていくように、
私が経験したことが自分の知らない間に私を造っていく。
自分に取り入れるものは慎重に厳選しなくちゃね。

過去に一度だけ金縛りにあったことがある。
よからぬものが覆い被さっていたら怖いので、目は開けられなかった。あまりにも怖かったので、それを母に話したら、
「はっちゃん(当時飼っていた柴犬)が布団に乗っかってたよ!」
「はぁ???」
あれは嘘ではないが真実でもなさそう??

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