vol.1.2 生活の一部

旦那さんとのオンラインゲームでの出会いからのあれこれ。回想。



暦通りの職種の自身は土曜日起きるとまずセガサターンのスイッチを入れる。
布団でもぞもぞしながら、ゲームが起動したらオンライン接続して、フレンドを探す。

昨夜も遅くまでやってたから、この時間は流石に居ないか…と、キャラクターをロビーに放置し、遅い朝食(ブランチ)を取る。
アラサーにもなってパラサイトなダメ成人。

平日も帰宅後から電源を入れるが、プレイ時間がほぼ同じなので、数ヶ月すると遊ぶメンツも固定化してくる。
よく遊ぶのはイヌ君とイヌ君の友達二人。
それに年が近いヒューキャシールのうさぎさんと、他にも10人程度よく遊ぶフレンドができた。社会人が多めだ。
冒険は四人が上限なので、適当に遊んではロビーで話して、また冒険しての繰り返しだ。
遊んでいると、プライベートな話もするようになるので、何歳で何処に住んでて何していて、何が好きで…みたいな話もするようになる。一人称から判別できる人もいるが、ほぼリアル男性の印象。

しかし全国津々浦々だな。
宮城に愛知にイヌ君は福岡か…遠いな。

そして、ぴこちゃん以外にもリアル知り合いからのフレンドもできた。

当時、私には彼氏ではない男友達がいた。彼は高校の先輩の弟で、何度か家に遊びに行って顔見知りとなり、ホームページなどでも交流していたら、いつの間にか先輩抜きで仕事帰りに飲みに行ったり、ワンフェスに行ったりする仲だった。
彼はこのゲームはやっていなかったが、彼の集まりに呼んでもらった時に彼の友達が数人プレイしていたことがわかりオンラインで遊ぶ算段をつけて遊ぶことになった。
そして無邪気に自分のフレンド達を紹介していき楽しく遊ぶのだ。

後にあんなことになるとは予想だにせず…。


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