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瓦のなにがいいのか

 今回はなぜこんなにも”瓦”がいいのかを自分なりに文章化してみたいと思います。
#当然自身の業務ではあるが 、いったん置いといて

SDGSとは何なのか

 昨今巷で流行りのWORD SDGS ですが、本来の意味での持続可能って何なのかを少し掘り下げたいと思います。
#あのバッジからちょっときな臭いがw

 自然のサイクルが本当の意味での持続可能なんじゃないかと常々思っています。 
確かに1400年以上の歴史ある・・・・といった長い歴史・バックボーンはあれど、時代とともに変化していくことも必要であり、それで人々が豊かになることが根底にあるかとは思います。

 今の日本ってどうでしょう?

”人工物で囲まれ過ぎて、個々人に温かみがなくなってきている。”

 これは何も瓦屋根だけの話ではなく、木造建築や左官壁など、自然素材に囲まれてきた生活から一変し、便利になっている(施工スピードなどなど)反面、何か心の豊かさ等の目には見えないものではあるが、薄れてきているような気がします・・・
#隣近所とのお付き合い


今、そしてこれかの未来何が重要なのかと考えたときに、”再考”という選択肢もあっていいのではないかと思う。

 新しい技術でイノベーションを起こしていく未来もこれから先大事なことで、それこそこれからのAI時代真っ只中を生きていくうえで、新しいテクノロジーは積極的に取り入れていこうと思っている。
 ただ、ふとした瞬間に時間軸を変えることができる空間・場所がそこにはより必要になってくるだろうとも思う。

#自然素材に囲まれた空間

シリコンバレーに行って感じたマインドフルネスブーム

 世界のテック企業がこぞって取り入れているマインドフルネスという文化に何かヒントがあるのではないか。

何かリセットする、または一度頭の中を真っ新にして、また新しいチャレンジへと変換する。 そのための一つの儀式的なものではあるマインドフルネス・座禅といった行為。


 ここの付加要素に自然素材の建築(建物)はなれるのではないだろうか。


木・土・火・水などの自然界にあるものを使うことで、廃棄物の発生も抑えることができ、人にとっても・地球環境にとっても持続可能・・・

伝統文化という言葉一つとっても、様々なジャンルはあるが、どの文化も背景には建物・空間が重要であり、日本の伝統建築にはそのパワーがある。

お茶会一つとっても、マンションの一室よりはお茶室の方が雰囲気出ないですか?
#あの建物があってこその茶道のエンタメ性

 そんな中、瓦屋根がなぜ大事なのか(ここでは機能性うんぬんの話は少し置いておいて)

 結論、瓦屋根の土台となる構造にはしっかりとした大工技術も必要で、そこの周囲は左官壁で囲まれ・・・といった様々な技術・文化の派生につながるものだと考えています。

#瓦は当然遮熱に最強

今後も瓦単体での凄さ、カッコよさを拡げていくだけでなく、少し違った角度から日本の建築技術の凄さ・建築職人のプロデュースをしていこうと思います。

#日本建築プロデューサー

その一つの活動として今月も海外へ渡航します。 世界のVIPを相手に日本のコンテンツがどこまでツールになるのか乞うご期待ください






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