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『ちんちん千鳥』!

1920年。大正10年の作品だ。
北原白秋作詞
近衛秀麿作曲。
『ちんちん千鳥』
4行詞が4番まであるが旋律だけが途中変化していて全体で『1曲』なのかもしれない。昔はこんな作り方があったのだろう。
娘のピアノ伴奏で歌ってみたのだがなかなか『難曲』だった。この歳になって初めての歌に挑戦してみるのもこれはこれで楽しいものだ。ただし最近流行りの楽曲には到底挑戦の意欲も能力も追いつけない。
さて『ちんちん千鳥』は100年以上前の曲で今や歌う人も少ないのであろうがなかなかいい曲だと思う。

4番目の『歌詞』の中に『およらぬか』とあるが『お寝らぬか』と書くようだ。『寝る』の尊敬語だそうだが初めて知る言葉だった。
知らぬことばかりでこうした発見があることも『古い歌』に触れる意味というものがあるような気がする。
ソプラノ歌手の方や倍賞千恵子さんさらにボニージャックスさんらが歌っているが私には西田佐知子さんの歌唱に親しみが持てた。

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