『柊と南天』!
玄関周りに『水やり』をしていた時片隅に『南天』の『赤い実』に気づき突如思い出した。
四十年以上前の仙台時代の取材先の栗原郡の農家の軒先で教えられた『ことわざ』。
『門の柊悪魔を祓い庭の南天福を呼ぶ』と言う言葉。農家のご主人が教えてくれた。その方の『軒先』には『柊』が結えられ『庭』には赤い南天の実がなっていた。
今どき『柊』はなかなか手に入るまい。『南天』は見かけるが時に『小鳥』に食べられていつの間にか実がなくなっていたりする。
『南天』とは『難』を『転ずる』を意味していてそれゆえ『縁起物』なのだそうだ。
今日は『秩父の夜祭』だそうだがきっと赤々と『火』も焚かれるのであろうが『三の酉』まであった今年はとりわけ『火事』が多く『火の用心』が求められる。くれぐれも『火の事故』のなきことを願いたいものだ。
朝から『救急車』のサイレンが聞こえる。
『門の柊悪魔を祓い庭の南天福を呼ぶ』と唱えながら今日も一日無事に元気に過ごすことにするか!