４号艇が捲ったときの２，３着は？

　2022年1月1日～2023年12月31日のデータを使います。
　使用したサイトは 競艇のデータ検索・分析サイト (murao111.net) です。

　対象レース数は９３，７１１レースです(不成立は対象外)。細かいところは面倒臭いので気にしません。気になる方は画面を閉じて自分で調べましょう。

■４号艇の捲り、捲り差し決着は６，５０１レース。
　２着が①or②で決まったのは３，０３１レース(４６．６％)
　２着が⑤or⑥で決まったのは２，４７７レース(３８．１％)

４号艇の捲り、捲り差しが決まった場合は、４－１２で決まる割合が高い。

　では、もっと細かく見てきましょう。４－１２５６－１２５６の買い目を比較します。

出現数ランキング

　みんな大好き４－１＝５がワンツーでした。とりあえず的中させたい！という人は『４－１５－１２５６』の６点でどうでしょう？

配当ランキング

　トップ３を見ると、出現率ワースト３の出目が上位を占めます。２号艇と６号艇の絡みは皆さん買いにくいのでしょう。４－６－５に関しては、６号艇の新人が２着に入ってしまったときの超高配当が平均を押し上げているのかもしれません。知らんけどｗ

期待値

　みんなが大好きな期待値です。ここで気になるのは、ついつい買ってしまう『４－１＝２』ですね。期待値はめちゃくちゃ低いです。４－１－２は出現率でトップ３なのに平均配当はワーストで、期待値もワースト２です。

　人と同じ舟券を買っていては儲からない、まさにその通りですね。と言うか、そもそも出目買いではすこぶる負けるかw

2016年～2017年(93,713レース)と比較

　今回使ったサイトでは2016年以前のデータが無かったので、見れる範囲で一番古いデータと比較しました。このぐらいの期間では、ほとんど変わりないんじゃないですかね。

最後に

　『４号艇の捲り＝４－１５６－１５６』というイメージが強かったですが、出現率だけを見れば『４－１５－１２５６』でいいのかもしれません。期待値が気になる方は、４－２－６，４－６－１，４－６－５の３点を追加した９点でどうでしょう？

　おそらく、４－６で決まったときの高配当を取りこぼしたくないのと、点数を増やしたくないという考えから『４－１５６－１５６』をイメージしてしまうのでは？と思いましたが、実際は「さすがに６の２着は無いだろう」と考えて４－１５－１５６の４点、そして「競艇は内側が有利だから」と考えて４－１＝２の２点を追加した合計６点を買っている人が多いのではないでしょうか。

　個人的な考えとしては、『そもそも２，３着なんて予想しなくていい(予想できない)』といのが根本にあるので、買うなら４－全－全でいいんじゃないっすか？ｗ

私の結論は

４号艇の捲りは２着に３号艇が来たときが一番面白い

　データと言えるほどのものではないですが、何となく気になったので集計してみました。が、有料予想屋の収支を計算している方が面白いです。こんなものはただの「過去の実績」でしかありません。

　以上、私の感想でした。