見出し画像

今朝のウォーキングミュージック ジョン・レノン「ヌートピア宣言」1973年

今朝のウォーキングミュージック 
ジョン・レノン「Mind Games」邦題「ヌードピア宣言」1973年

先にシングルで出た「マインド・ゲームス」
この不思議なベールで囲われたようなモヤっとした音像のなか、ビロードのような艶のある声で歌う曲、正直、最初、とっつきにくかった。
だんだん良く思えてきたが。
アルバムとしては、二曲目からはいつも(?)のジョン・レノンで、聴きやすい曲もあり、ホッとしたっけ。
また
ジョンの特長で
パリ五輪で歌われた「イマジン」のように、世界へ向けての曲もあれば
ヨウコさんへのプライベートな方向の曲もあるという混在さが、このアルバムにもある。
びっくりしたのが
「アイ・スマセン」だよね。
🎵あい、すみません
🎵あい、すみません、ようこ🎵
だもん、びっくりだよ。
いままても「オー・ヨーコ」とかあったが
これは、日本語で、あいすみません、ときたもんだ。
この時期からかな?
ヨーコさんと一時離れたのは。
メイ・パンだっけ、浮気相手は。
これはあくまで浮気で、ヨーコさんの元に戻っていくことになるんだよね。
この時期、リンゴに「アイム・グレーテスト」を提供したりもしてたよね。
また、この次のアルバムだっけ?
「真夜中を突っ走れ」でエルトン・ジョンと共演。
そのあと、エルトンのビートルズカバーの「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウイズ・ダイアモンド」に参加したり、さらにはエルトンのライブにゲストで出て、ほんとはポールの持ち歌「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」をエルトンと歌うなんてあったっけ。
そんな活動ばりばりになっていくんだよね、この「マインド・ゲームス」の後に。
ニルソンとのコラボもあったね。

いま現在、ボックスセットやAppleMusic でアウトテイクがけっこう聴けるし、マルチチャンネルのサラウンドものも聴ける。
いい時代になったもんだ。

私、このアルバム
やはり一曲目の「マインド・ゲームス」と他の曲の違いが、どうもなあ。
録音時期も違ってたかな。
なにしろ、曲調
二曲目からは
全く違う。
けっこうメンバーが凄腕ばっかだったじゃない。
私の友人で、そこが気に入らない、って人もいたけど
これはこれで、好きなんだよね、私。
「ジョンの魂」「イマジン」みたいに馴染みのメンバーで録音したのは、もちろん良いが
このアルバムみたいに、プロ中のプロ的なミュージシャンによる作品もいい味なんだよなあ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?