見出し画像

スプリングスティーンは第二のディランではないとわかった。

ブルース・スプリングスティーン 1975ライブ海賊盤

デビュー時
「第二のボブ・ディラン」と言われ、それもあり、ファーストは輸入盤で一応買った。
一曲目の「Blinded by The Light 」は、言葉を捲し立てるとこが、ディランの「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」に似てるなあ、くらいの感想でした。
セカンドは買わず
サード「明日なき暴走」はシングルがヒットしてるね、やっと売れたか、くらいの感想。
しかし
FMラジオで聴いたライブが良かった。
一曲目が「サマータイム・ブルース」で、ノリノリのライブにびっくりした。

そして、この海賊盤
なんだよ、スプリングスティーン、かっこいいじゃん、と。
第二のディランでなく
これが、ブルース・スプリングスティーンか、と。
それから、セカンドと「明日なき暴走」を買い、ハマっていった。
次の「闇に吠える街」なんて、かなりハマってました。

そして
スプリングスティーンは第二のディランどころか、第二のスプリングスティーンというか、スプリングスティーンもどき、スプリングスティーンのパクリがどんどん出てきたことになる。
日本でも
佐野元春なんて、まんま「ロザリータ」みたいな曲がファーストのタイトル曲だしね。
尾崎豊もだし
虎舞竜なんてのも、いまだに多大な印税が入ってくるらしいが、半分はスプリングスティーンにお布施すべきだと思う(笑)
長淵なんかも、あきらかにスプリングスティーンのエッセンス入れてるよね。
ああ、キリがない(笑)

スプリングスティーンは第二のディランでなく、第二のスプリングスティーンをたくさん作った存在ってことだったんだね。

ちなみに、スプリングスティーンの海賊盤、1978年の三枚組は1万超えてたし
ビデオカセットの時代になると海賊ビデオを2万出して買ったことも。
一時はスプリングスティーン命でした。
今は、さっぱりですが(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?