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こんな日本人いたの?   Char

四人囃子やカルメン・マキは
日本語をいかしたバンドであったが
Char は
「こんなに自然に英語で歌い、ギター弾いちゃう日本人いたのかあ」って、こりゃまたびっくりさせてくれた。

ワールドロックフェスティバルで気に入ったもうひとつのバンド、クリエイションはめちゃくちゃかっこよかったが、英語での歌い方にちと不自然な感じがどうしても気になった。
ギターも曲もアレンジも素晴らしいのだが、どうも歌が。
発音にわざとらしさを感じたのと
言葉の載せ方もなんか引っかかってた。

ところが
Charは
いい意味で普通で自然。
英語歌詞だけでなく、日本語歌詞も、普通に曲に載っている。

ギターも歌も曲のも実に素晴らしい。

このLPは
ある夏の間、ずっと聴いていたイメージが残っている。
その夏の想い出は、全て、このアルバムがBGMに流れているようなイメージの記憶がある。
それくらい、ハマっていた。

で、
Charさんは
いまだに現役だし
週刊文春の阿川佐和子さんとの対談では
「いまだに新しい音を出せるような気がするから、ギターが好きだ」と。
いまだに、まだ上手くなりたい、と思っているようだ。
あちらでは、ジェフ・ベック
日本では、Char
ベテランなのに、いまだに成長しようとしている。
それは、単にギターが大好き
ってことなんだろな、と思う。

Charがイギリスのジェフ・ベックの家に遊びに行ったとき
一日中セッションし
Charはベース弾いたらしいが
「目の前で弾いてるのに、何をやってるかわからない」などと、ジェフを讃えている。
Charには
歌がある分は、ジェフ・ベックに勝てるね。

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