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2012年6月29日荻窪ブルースギターフェスティバル

2012年6月29日(金) 荻窪ブルースギターフェステイバル

松川純一郎(vo.g) 森園勝敏(vo.g.ex四人囃子) 小安田憲司(vo.g) 藤倉嗣久(vo.g) 坂野宝(vo.g) 倉本巳典(b) 小野秀夫(ds)

5人のギタリストによる競演とか

いやあ ギターって素晴らしいですね  って一言しかありまへんでした

19時半 相棒と荻窪ルースターへ
地下に降りる階段でいきなり小安田君と再会
たぶん30年ぶりくらいか
彼はそのまんま年齢を重ねた感じだった
変わってない

握手を交わし店の中に入り 席に着く

しばらく開演まで時間あったので店の外の階段にたむろしてる出演者のとこにいき 小安田くんと少し会話

そして生ビール飲んで開演を待つ

店のオーナーによる軽妙なMCの後 
松川純一郎(vo.g) 坂野宝(vo.g) 倉本巳典(b) 小野秀夫(ds)の4人で演奏開始
最初はけっこう背が高い坂野宝さんが歌う
松川さんと交互にソロを取り 歌う
松川さんはスティーヴィー・レイヴォーンとか好きらしいという情報は知ってた

わりと知られた曲が多く 実に楽しめた
2人 個性の違うギターだがどっちもいい鳴りをしてた
実に気持ち良い音
この4人で30分くらい
その後 ギターが 小安田憲司くん 藤倉嗣久さんに交代
最初は藤倉さんが歌う
この藤倉さん いや若いから君と言おうか
ギブソンSGを持って登場したから 「ちょっとそのギターはブルースには・・・」と思ったが これがなかなかいい
昔よくいたよね 
顔でギター弾く感じの人
そんな感じ
ビブラートは顔と体をくねらせながらやるタイプ、
ポール・コゾフか!!
観てて気持ち伝わるし かんじんの音も実に気持ちいい
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小安田くんはソロになるとジンと筋の通った強靭な音質で気持ちよい
バッキングは丁寧に弾きながら 藤倉くんを暖かい目で嬉しそうに見てたりする
彼の人柄なんだろね
彼は学生時代、そのまっすぐな気性で先輩たちから 今で言うイジられキャラだった記憶がある
いない時も話題に上がったりするタイプだった
可愛がられていたと思う

その彼が今は若い藤倉くんを暖かく見守りバッキングしてる
そんな感じだった
なんか時の流れを感じた
あの若手だった彼 もうベテランなんだよなあ
そのぶん私もオッチャンなんだけどね(笑)

その後 小安田くんも歌う曲をやる
いい歌い方だ
ストレートでパワフル

今回のギタリストはみんな歌い弾くタイプ
みんないい音だ
いい歌だ

そしてオーナー曰くハーフタイム

私の席は真ん中の一番後ろ
背はカウンター
そこに小安田くんはレコーダーを置いていた
スイッチを止めにきたとき 「これじゃ 俺が歌えないじゃん 音が入っちゃうし 」と冗談で言ったら 後半は違う場所にレコーダーを置いたようだ
別にいいのにね
気を使わせたかな

そして後半
今度は小安田くんと松川さんの組み合わせ
そしてゲストのマウスハープのアメリカ人が

この人がまた巧い そしてパワフル
実にいい音

次に森園さん登場
松川さんと組む

いまは病後のリハビリ中だと小安田くんが言っていた
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やはり森園さんはおもしろい
なんか違うんだよなあ
バッキングのセンスが普通じゃない
私が森園さんを観るのは四人囃子の再結成ライブをエムザ有明でやって以来かもしれない
最近のを聴いてないから 病後の影響はわからなかった

でも 森園さんは森園さんだ
四人囃子が大好きだった私は感動した

演奏前に松川さんが病のことに触れ  倒れた時 もうこれで終わりで世代交代かと思ったら戻ってきてしまったと笑い話にしていた
ここに立ってるだけで価値がある みたいなこと言ってた
「それじゃジョニー・ウィンターといっしょだよ」と心の中で私はツッこむ

最初は控えめな感じだった森園さんは演奏が進むうちにパワフルに
最後はけっこう爆発してた

森園さんのバックが松川さんから若手の 藤倉嗣久 坂野宝の2人に

そして終演

ああ 楽しかった

これでチャージ2800円

お客もほぼ満員
予約しといてよかった
ここは料理もいろいろ出る
けっこうばくばく食ってるテーブルもあった
ビールやバーボンのボトルもばんばん出てたみたいだ
夫婦2組かというグループ
いかにもブルース好きそうな単独のオッチャンも何人か
10人くらいの老若男女のグループもいた
若い女性に小安田くんはツーショット写真を頼まれていた
「モテるねえ」とからかう



ああ ギターを堪能した夜だった

ギターって やっぱいいね やっぱ素晴らしいね という夜だった

帰りに階段に出演者が揃い 少し会話して帰った

小安田くんに「いやあ 楽しかったよ」と言ったら
「ほんま?」と嬉しそうに笑顔

ほんまやでえ

ほんま贅沢な夜だった

5人のギターと歌を楽しめた
曲もわりと知られた曲ばっかだったし

ご苦労さんはベースとドラム
ドラムはポイントをピシピシ締める的確なドラミング
ベースはここぞというとこで、自分でも目立とうとする音を出す
お疲れ様でした あなたがたのおかげで5人が演れるわけだもんね

20時開演
終わったのは22時半くらいかな

ああ 楽しかった

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