道徳の問題を考える遊び

テーマ イジメ
登場人物 自分(たかし)いじめられっ子(こうた)いじめっ子(複数人)
登場人物設定 自分は傍観者になってしまっていて、そこに疑問を感じている。
こうたは虐められる理由が無い訳ではなく、【新登場人物】けいか(女)と喧嘩になった結果、こうたに非があるとされ、虐められている。
イジメ内容 こうたは所属していたグループがあった。そのグループは少しマイナーなスマホのゲームアプリをプレイしている4人。
こうたとけいかの喧嘩によって、女子からのヘイトがこうたに向けられるが
そのグループはこうたを守らず、仲間外れにした。
このグループは、以前よりこうたが輪を乱すことに3人が不満を持っていてグループから追い出そうという力があった。

設定はできた、それでは書いていこう!

【朝の会】
先生「こうた君に対するイジメは先生も知っています。今日の帰りの会ではイジメを無くすために話し合いを行います。それでは朝の会を終わります」

【昼休み、職員室にて】
たかし「先生、僕は話し合いでの解決はもう無理だと思います」
先生「やる前から無理って考えてると何もできないよ!やってみなきゃ」
たかし「そんなふうにテンプレートみたいな返答はやめて下さい。『あ、この人仕事として教師をやっているんだな』って思ってしまうので」
先生「ご、ごめんね、どうして話し合いは無理だと思ったのかな?」
たかし「こうた君の望みってなんでしょうか?」
先生「このイジメが収まることじゃないかな、特に女子からの侮蔑的な発言は許されない。こうた君は傷ついているだろうから」
たかし「僕はそれはそんなに辛いとは思いません。それよりも学校が居場所ではなくなってしまったことに一番の精神的負担があるように思えます」
先生「確かにね、こうた君は最近孤立してしまっているよね」
たかし「こうた君が1日の中で一番辛い瞬間っていつだと思いますか?」
先生「学校に来ている時かな、寂しそうだからね」
たかし「僕は学校に行く支度の時間だと思います。僕は学校で虐めも受けていませんし、楽しんでいます。でも家庭という小規模な社会から、それよりも大きな社会である学校に移動する時、気怠さを感じますし大袈裟に言えば覚悟が必要なんです」
先生「そうだなぁ俺も一番鬱なのは朝かもしれない」
たかし「こうた君は自分が学校に行かないという選択肢もあるということを知っていますし、それが親に心配をかけ反対されることも分かっています。その葛藤もまた、苦しいのだと思います」

【問題】こうた君のためにしてあげられることはあるでしょうか



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