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【日本舞踊について】


《お稽古の始まりと終わりのご挨拶》

日本舞踊のお稽古の時、皆、正座をしてお辞儀をしご挨拶をします。
お辞儀の意味は色々ありますが、

私達は、日本舞踊のお稽古の始まりと終わりのご挨拶の時、必ずお扇子を目の前に横一文字に置き、先生と生徒との間に結界(けっかい)として、境界線を作り、お辞儀をします。

『お願いいたします。』と言いご挨拶をする時から、お稽古の終わりに『ありがとうございました』と同じくお扇子を前に置き、お辞儀をしてのご挨拶までの間は、
教えてもらう人が、親や兄弟でも、普段は仲の良いお友達であっても、教える人と習う人というけじめ(区切り)をつけます。

きちんとメリハリをつけることは、重要なことで、
気持ちの良いものです。

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