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[日本舞踊について]

[振りを書くこと。]

今は、動画という便利なものがありますが、踊りを覚える時や、久しぶりにお稽古する演目の時は、あらためて振りを書いてみる事もあります。

振りの書き方は、人それぞれで、まずは、唄を書いていき、

その横には、

①人物は描かずに、例えば、「〇〇は、下手から出て、中央で止まり、正面を向き、右足を引いて座る」などと、文字だけで動きを書いていく方。

②踊っている人の絵を書く方。(文字での表現も入れる)。
私達は、正面から見たものを書いています。

③教える先生の姿を、後ろから見た形が書く方もあります。

④大勢での踊りの時は、立ち位置表なるものが作られている場合もあります。

どんな形でもいいのですが、振りを書いた「振り帳」を作ることは、自分だけのオリジナル教科書のような物にもなりますし、何人かで踊る場合でも、それを片手に持って打ち合わせていくということもできるので、自分の振り帳を作る事をおすすめします。

西川陽子

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