ポジウィル 6回目 10/28 備忘録

感情の変化や気づいたこと、発見したことを中心に書く。

今週1週間を振り返って

まずはいつも通り1週間振り返ってどうか聞かれた。今週から実際に応募して、転職活動がスタートした。大木さんからは10社以上応募と言われたが実際は5社しか応募できていない。初めて宿題を未達で迎えた。けれどそれ以上にいっぱいいっぱいだった。
そもそも応募=履歴書と職務経歴書提出だと思っていたので転職サイトの応募フォーマットを入力するところでつまずいた。経験職種や経験業務もどう入力していいかわからなくて焦った。そして最初3社応募して企業の書類選考中に他を応募しようと思っていたら、どれもすぐに返事がきた。1社はもう面接に呼ばれて、2社は履歴書と職務経歴書を提出してほしいというもの。スマホに履歴書と職務経歴書を入れていなかったからとりあえず夜に送りますとメッセージを入れる必要があったし、すぐに面接に呼ばれると思っていなかったので何日に設定しようかとても悩んだ。言葉遣いも失礼になっていないか、正しく伝わるか‥色々考えていたら他社に応募する余裕がなくなってしまった。このペースを捌けないと思って。
あと単純に、まだ気持ちが追いついていなかった。現実ってぬるっと変わっていって、急にパキッと変わるわけじゃない。だけど気持ちはそうやって切り替えていくものだと思っていたから伴っていなかった。準備しないとと頭でわかっていてもなかなか向き合えなかったり。
それを話したらまず「やることやっているところは自分で自分を褒めてほしい」、働きながら転職活動すること自体とても大変なことなのだから「どうしてもやりきれないことは出てくる」と言われた。10社応募できてないし、手いっぱいだと思っていたからまずはほっとした。できることに目を向ける、私の日常生活で気をつけていくことでもあったことがここでも掲げられた。そう、まずは進んでいることを自画自賛したい。一人だったら何かと理由をつけて先延ばしにしていたと思う。
あとチャットであっぷあっぷになっていると相談して、返信のテンプレートがつくれるとよいとか、慣れてくれば対策に必要な日数がわかってくると思うと聞けて少し楽になった。私はダメだと思うと簡単なものすら複雑になってしまうから。ほかにも「面接進んでいくと志望度が高くなるかもしれない」というスタンスで臨むとよいと聞けてとてもよかった。新卒就活も面接前から志望度が決まっていて、低いものは準備がおざなりになってしまっていた。だから前向きに楽観的にポジティブな視点を得られたのはよかった。というか前のノートで志望度は決めすぎないって書いたのにすっかり忘れてて嘲笑ってしまったが。

模擬面接

いよいよ模擬面接開始。来週2社のうち、より業務内容に興味のある社労士法人のほうの面接をしてもらった。

前半

前半は①自己紹介、②転職理由、③大学の就職活動の軸、④なぜ当時の志望業界ではない会社に就職したのか、⑤今回の転職では教育業界は見ていないのか、⑥転職活動の軸を聞かれた。
全体を通して、自分が思っていたよりつまずかずにしゃべれたなと思った。というか事前に考えたことをちゃんと話せたなと思った。大木さんも端的に答えられることは簡単じゃないけどすらすら答えられていい、自信をもっていいと言ってくれてとても嬉しかった。
フィードバックとしては、最初から柔らかい雰囲気でしゃべれるとよいと言われた。面接はコミュニケーションだから、普段どういう風に受け答えをするか見たいんだという視点を忘れないようにしたい。
細かいところでいうと②で結論をポジティブな感じで締めれるとよいと言われた。また、会社の採用方針が合わなくなっても今働けているのだから問題ないのでは?と指摘され、確かに論理がつながっていないことに気がついた。嘘は言いたくないけど、論理がつながっていないと困るから落としどころを一緒に見つけていってくれたこともありがたかった。落としどころは「エンジニア優遇の方針になり、エンジニアは自分の思う方向性ではない」になった。このやりとりを通して感じたのが、面接で全て正直であることは美徳じゃない!!!、大事なのは説得力!!!ということ。表現方法や見せ方を少し変えるだけで相手の受け取り方をいい方向に変えることができると実感を持って学べたと思う。
あと⑤でニュースで教育への関心は満足できるというけれどなぜ満足できるの?だったり、今回の仕事はニュースで満足できない理由を突っ込まれるかもしれないと言われた。確かに深く考えたことはなかった。けど、「会社で実際に働いてみて、企業と同じで学校も存続させるために利益を追求する視点は必要だと理解した、けれど教育学を学んできたからこそ、利益追求の視点をもって教育に携わることに抵抗感が生まれた」という理由を用意できた。本音は教育業界の未来が厳しそうだからだけど、教育×ビジネスが苦手だとわかったのも事実。
⑥も言い方がわかりにくいとのことだったので大木さんのアドバイスのもと、「職種軸」「業界軸」で伝え方を修正した。

後半

後半では⑦志望動機、⑧転職の軸と志望動機がどう重なるか、⑨自分の強み⑩その強みはどう生かせるか、⑪どういうキャリアパスを歩みたいか、⑫チームで働く経験、⑬チームで働く上で大事にしていること、⑭希望入社時期、⑮ほかの選考状況、⑯志望度、⑰内定をもらったらどういう風に決めていくか、を聞かれた。
全体を通して、前半が嘘だったかのようにとにかくボロボロだった。一気に自信がなくなった。強みでつまずくなんてあっちゃいけない部類の質問なのに止まってしまったし、どう活かせるかも聞かれるのに具体的に答えることができなかった。チームで働いた経験も意識して行動していることも整理できていなかった。あと、とにかくかたい!!何年も使わずに放置した消しゴムみたいにかたい。色々うまく答えられなかったことを話すと、チームで働く経験も含めて聞かれそうなことではあるので考えておいて話せるとよいと言われた。強みについても答えに詰まると職種理解が足りないと思われそうと言うとその視点に今気づけてよかったと言われたので、やっぱり準備が大切だと実感した。あと前半の質問は面談の直前で声に出して読んでこともあってすらすら言えたので実際に声に出して読んでみるということも改めて大事だと思った。
⑦は成長していきたいという言葉よりも「即戦力になりたい」という表現にしたほうがいいと言われた。企業側も社員には会社で価値を出してほしいと考えているから、「教育体制を通して成長を後押ししてくれる会社だと感じましたので、会社の即戦力になって、少しでもはやく顧客の役に立ちたい」という風に会社の役に立つ視点があることをアピールできるとよいと聞いて、納得した。志望動機は「特別感」「熱意」「覚悟」だと動画で言っていたので結構自分目線で志望動機を作ってしまい、企業側のメリットの視点で説明できていなかったのでその点で納得できた。
⑪もアシスタントと正式に社労士になりたいかで志望動機とキャリアパスで矛盾が起きないか確認した。本音としては社長と話すなんて怖くてできる気がしない。雑談とかできないタイプだし。けれど課題解決はしてみたいのも事実。だから社労士になりたいもなりたくないも、どちらも嘘じゃない。だから労務に携わりたいという思いはアシスタントでは感じられにくいという点で社労士を目指したいと話してみることにした。そこにしっくり来ていないとか、嘘ついている感覚はないので話す分には問題ないと思う。
⑫チーム経験は面談のときはよくわかっていなかったけど、今思うと、ベンチャーサポートと謳っているし、HPにも書いてある通り、ベンチャー企業の支援を強みとしているから税理士とタッグを組んでクライアントのサポートをする場面があり得る、だからチーム経験が大切になってくるのかもしれないと思った。

終わりに

今日の発見は三つあった。1つは思ったより話せたこと。後半部分はもちろん詰まったんだけれど、前半部分でつまずかなかったのは自分でも驚いているし、うれしかった。完璧に答えなきゃという気持ちはあるけれど、詰まっても受かる可能性だってあるって思えて臨めてたからかもしれない。「私の一番最悪な友達」とは新卒か転職かで大きく違うし、ドラマはフィクションけれど、どういう風に面接を受けてどういう結果だったかというサンプルを知らない私にとっては大事なシーンだった。だから気軽に、友達と会話するくらいに軽やかに。長くなりすぎないように、かといって一言で終わらせないように、文章で。今日の感じでいけばいいのだと後半の落胆以上に自信を持てた。
2つ目は音読でインプットすることが大事だということ。今まで文字に書いてそれを読むことでしか覚えようとしなかった。けれど、面談前に声に出したことと出してないことで差が大きかったことから、ちゃんと練習しようと思えた。
3つ目は思ったよりも自分の中で面接の回答がふわふわしているという感覚を持っていないこと、つまり自分で納得感を持って話せているということ。新卒就活のときはどこかふわふわした感覚を持っていて、本心なのかよくわからないから言葉に熱意を持たせることができなかった。けど、今日話した志望動機や転職の軸はちゃんと自分の言葉だと思った。正真正銘、自分で答えを出したものだと思えている。それがすごいうれしかった。やっぱり大木さんと一緒に考えて答えを出したからだと思う。ああ、本当にやりたいことなんだって思えた。
社労士に興味を持ったのもぽっと出たもので、客観的に見たら興味の度合いというのはそこまで高くないのかもしれない。けれど、月何十時間も残業している人を見て会社は何とかできないのか、と労働問題に興味を抱いたのは事実だし、大学生のときから教員のブラックさに関心があったことも事実。つまり、主に残業という点だけれど労務問題に興味を抱いているし、それをなんとかできる方法があるなら挑戦したいと思った。それでいいと思った。改めて迷わなくなった気がする。

けれど、模擬面接をして、もっと深掘りが必要な部分はある。なぜサポーターがいいのかとか、教育業界みたいに社労士や労務も本を読んだだけで満足しない理由は何かとか。そう考えると不安になってくるし、何より笑顔で話せていないから、いくら内容を仕上げても落とされてしまいそうで怖い。それに今日の模擬面接もいうて15分もなかったはず。本番は今日の2倍以上あるのだからどこかでぼろが出そうで怖い。
だからこそ、練習する、準備する!!ここで楽観的思考は要らないし、変化を恐れてはならない。「嫌われる勇気」の、その気になればできるんだ状態に陥ってはならない。そう胸に刻んで明後日、明明後日の面接を迎えたい。


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