ポジウィル 7回目 11/5 備忘録

今日でポジウィルも7回目。残り1/3。
気持ちや考えの変化をしっかり書く。

今週1週間を振り返って

今週1週間は怒濤の週だった。面接が2日連続で、それが仕事の繁忙期と重なってしまった。状況と気持ちのコントロールが課題だと感じた日々だった。面接の感想は課題や手応えも両方感じたことを伝えた。大木さんは前に着実に進んでいることや、面接で失うものは何もない、次につながるプラスのものを得られることなどポジティブなことを伝えてくれた。それを聞いて面接で得られることに着目したことがなかったので少し新しい視点だった。面接はすごく疲れるものだし、やっぱり何回もやりたいと思わない。強欲なことをいうならもう今回の面接で内定が決まってほしいとさえ思う。でも質問されたことをリストアップして次の面接の参考にするだけじゃなくてコミュニケーション能力や対応力も身につけられると思うと、経験値としてちょっとだけ前向きになれそう。嫌なことには変わらないけど。

面接の振り返り

1社目

うまく答えられなかった質問を振り返り、今だったらどう答えるかを考えていった。
ここは初めての転職面接だったこともあり、とにかく緊張してうまくいかなかった面接だった。声も固く、笑顔も作れなかった。次の面接に呼ばれたらびっくりするレベルで、不合格でもしょうがないとショックすら受けないような出来だった。
最初の志望動機からつまずいた。「職務経歴と合わせて」と言われて、職務経歴と志望動機に強い関連性がなかったので、いきなり顔面パンチを食らったような感じがした。冷静な今なら職務経歴→転職理由→志望動機という風に、間に転職理由を挟んで答えると理論的だと思うとお話した。この答えに問題ないと言っていただけて安心した。
次に職務経歴書で書いた自己PRで色々工夫した経験について改めて教えてほしいという質問。本番ではそもそも職務経歴書をしっかり読み込むのを忘れていたため職務経歴書より浅い内容になってしまった。STARのSやTが長く、Aが短くなってしまった。また全体的にオドオドしていた話し方になってしまった。今だったらどう答えるかと聞かれても質問の真意をはかりかねていた。職務経歴書をなぞっても時間の無駄だし、深掘りすると話が冗長になるし。でもたぶん職務経歴書の内容を簡潔に答えるだけだと思うと言った。大木さんは質問の意図は基本的には職務経歴書の内容を応募者の口から聞きたいだけで、深く知りたいなら具体的な質問(大変だったことは何かなど)をしてくれるはずだと教えてくれた。
基本的に今考えた答えで問題なくてほっとした。

2社目

1社目の翌日だったこともあり、大いに反省して臨めたと思っている。またとても面接官の会話の運びがよくてこちらもついついしゃべってしまう雰囲気だった。ここはコミュニケーション能力が重要視されているため結構アイスブレイクが長く、自然と面接が始まった。また面接しているという意識が今までの面接の中で最も薄かったように思う。そのおかげで、自己ベストで話せた感覚があった。突拍子もないような質問にも返せたし、自然体な会話、友達と話しているかのように会話を運べたと思うからだ。受かるかもと思うと同時に、面接官の会話の持って行き方がうますぎて、これがスタンダードで求められるなら自分には無理だろうという思いもあった。いくら自己ベストだといっても、それが60点で合格レベルが80点では合格しない。だから受からなかったら受からなかったで、それはそれでなんとなく納得はできる感覚も持てた。
うまく答えられなかった質問は主に4つ。一つ目がアルバイトでの成功体験。新卒就活のときもアルバイトでの経験はあまり深掘りしていなかったため、あんまりエピソード立てて話せなかった。それでも生徒を志望校に合格させたというトピックと、目標から逆算して今やることを決めるという意識していたことはいえたけど、生徒の現状と課題は何で、それに合わせた具体的なアクションというところまでは話せず、どこか抽象的になってしまった。大木さんはそれをきいて、指導方法がまさに面接官が聞きたいところだから、私が当たり前にやっていたことを答えられればよいと教えてくれた。ここで大事なのは逆転合格という劇的な結果ではなく、どんな具体的なアクションをしたのかということ。これは新卒就活でも色々なところから言われたことではあるけど、STARの法則を意識しすぎると忘れがちになってしまう。STARの中でも一番大事なのはA(のはず)。今回であれば目標から逆算して今やるべきことを決めていたというのは、「受験の日まで何日か一緒に意識すること」「何が苦手か分析すること」「試験の頻出分野は何か」「試験の目標点は何か」など細分化すればこれだけある。これを面接でも言えればよいのかなと思った。あとなぜ、目標から逆算して今やるべきことを決めていたのか、がむしゃらにやっても受かるとは限らないだとか、目標までの道のりを理解しながら勉強を進めた方が生徒も納得感をもって勉強に向き合ってくれると考えたから、という私の思想を付け加えられるとさらに私らしさが出てくるのかなと思った。あと仕事においても常に仕事の〆切りと目的は何か、そのために今何をするべきか、今自分に足りていないものは何かを意識している、とつなげられるともっとよくなるのかなと思った。
2つ目は転職の軸、中長期的なキャリアプラン。軸は結論をポジティブにするのに会社の方向性と合わなくなったと説明してしまったこと。中長期的なキャリアプランは軸にしている割にはがっちり考えていなくてふわっとしか答えられなかった。中長期的なキャリアプランは本当に失敗だと思った。そこで改めてやっと考えてみて答えは用意できた。その答えを聞いて大木さんもしっかりしてきたと言ってくれて、自分で納得感を持った答えを出せてうれしかった。自分でもやっと初めて強みを生かしたいことと軸って繋がっていたんだって自覚できて、結構自分の中で確かなものになった。
3つ目はなぜ転職で大学法人をまた目指さないのか。これは前回のnoteで書いただけで面接対策シートで書いただけになってしまっただけで、模擬面接のときのニュースで好奇心を満たせるからと答えてしまった。この答えはじゃあ今回の業種もそうならない保証はあるのかとかツッコミどころが多いので、「教育に利益追求の視点を持ち込みたくない」と答える方がより相手に納得してもらえると思った。
最後4つ目は転職サイトで求人を探すとき、どの項目で絞っているのか。この項目って本当に条件面のことだから、そもそも何をいえば悪い印象を与えないか、聞かれると思ってなかったから覚えていなかった。大木さんは完全週休2日制や転勤なし、エリア等、絶対外せないことや未経験OKといえば問題ない、あとは事務職という職種や業種も話すと応募してきたことに説得力を覚えさせられると教えてくれて納得できた。
他社比較が現時点でちゃんとできてないから職種や業種について話すのが不安だと話すと、企業側も同業他社に応募していることは想定している。志望動機でなぜそこがいいのかを整理しているから、それを伝えればよい、会社概要説明や面接の雰囲気も感じてプラスに思ったことも伝えられたらなおよしだと教えてくれて、恐れすぎていただけだったと肩の荷が下りた感覚だった。

全体的な面接の感想

・意外と深掘りされない。あっさりしている
事務職の一次面接は深掘りよりも広く浅く。二次面接で深掘りしていくケースがある。一次面接で深掘りされないとは限らないのできっちり対策していった方がよい。身構えなくてもよいかも。
面接対策シートの内容をしっかり答えられることがベース。面接対策シートと+αで深掘りでも答えられるように準備しておく。

模擬面接

2社目が2次に進めたと仮定して、模擬面接をしてもらった。
聞かれたのが①一次面接はどうだったか②懸念点③強み④その強みを会社でどのように活かせるか⑤どのようなキャリアパスを歩みたいか⑥ほかの選考状況⑦志望度⑧第一志望の理由⑨トータルでサポートできるところが理想、魅力的なのはなぜ?⑩内定を出したら来てくれるか⑪逆質問 だった。
全体として、声が暗い、話すスピードが速め、1回の回答が長い。これじゃ聞きにくいと思うし、話す内容を事前に考えられていないのだと思われかねない。なんとか答えられたものの、なんとかのレベルであり、結構ボロボロだったなと思った。
全体的なフィードバックとしては、2次面接は経営者あたりが面接官の可能性が高いので、内容が経営者と話すのにふさわしいか、志望度の高さを見せられるかがポイントになると教えてくれて、ほとんど意識してなかったことなので勉強になった。あと、志望度のところを含め、全体的によく答えられていたので自信を持ってほしいと言ってくれて少しだけほっとした。けど慢心していいレベルではないと思うので、この言葉に寄りかかりすぎないようにしたい。そう、面接に進めるとわかるとなぜか楽観的になるというか、準備するやる気が起きない。なんとかなるんじゃないか、出たとこ勝負でしょと思っている自分がいる。大木さんは本番の録音を聞いて、自分は案外答えられていないかもと思うことが大事だとおっしゃってくれた。
①は盲点だったというか聞かれそうなのに、感想レベルでしか言語化できていなかった。ここでは全体的にプラスに感じたことを具体的に話すこと、そして志望度が高まったことを伝える必要がある。
②懸念点って何?と最初感じた。何もないと全くないことはないだろうと逆に疑われそうだったので、答えつつも最後はポジティブに締めた。
③はちゃんと用意していたことを話せた。④も具体的な職務内容を例にあげて答えられたかなと自分では思う。
⑤もその会社での職種の呼称を用いて説明できた。未経験故に具体的な数字を出すとよくわかってなさそうと思われるので抽象的な感じはある。想像できないというのが一番の理由だけれど。
⑥も一次面接で聞かれたから難なく答えられた。
⑦、⑩はそのとき一番志望度が高かったから、また嘘でもこれは言うべき嘘だとわかるので平気でつけた。
⑧は企業の魅力を語ってしまい、ただ褒めるだけになってしまった。それを私が褒める理由、その魅力を持っていることと私がそこで働くことの結びつけが言語化できておらず、⑨で詰まってしまった。
フィードバックで、大木さんは私の傾向は「仕事するからには価値を出したい。この職種でいうならクライアントのために、できるサポートは全部できる体制を持つ会社で働きたい」という説明がしっくりきそうとアドバイスしてくれた。この指摘は的確で、さらに「なぜできるサポートはすべてしたい」と思うのかを自分の経験から探したい。アルバイトや高校生のときに勉強を教えていた経験にヒントがある気がする。
⑪は一次で結構聞いてしまったため、ほとんど即興で聞いた。会社の方向性を聞くのは質問としてよくて、現場の体制は経営者と話すにはふさわしくないと知れたのでよかった。

終わりに

なんで楽観的になるのか考えてみた。
どうせ落ちるから?何聞かれるかわからないから?単純に面倒だから?
たぶん面倒が大きい割合を占めているとは思うけど、いくら準備しても完璧がなくて不安が消えないからだと思う。面接準備や自己分析はスポーツでいう基礎練、模擬面接は練習試合、面接本番は大会に置き換えられると思うんだけど、私はたぶん本番で実力を痛感しないと基礎練に身が入らないタイプ。実践しながら基礎を学んでいきたいというか、基礎練の先がどこに結びつくのか知ってからの方が学びやすいというタイプだからだと思う。だから今必要なのは本番のひどさを思い出して発破をかけることなのかなと思った。
これからまた結果がどんどん返ってくる。万全を期して臨みたい。


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